09/05/30 23:44

頑張れ平和な国 「日本」、頑張ろう 「日本人!」

主題から少し外れますが、日本人だと見られると安い買物が出来ないので、私はイスラム圏では「インドネシア人」(同じ回教国なので買物の際の値引き大)と言い、イタリアでは「ドイツ人」(相手から本当にそう見られることが多い。東欧の奥の方にこんな顔のドイツ人がいるらしい)。フランスでは「スマートなタイ人」と言うと、皆がサーっと離れてほかの客に流れます。スペイン、それに英語圏・ドイツ語圏では「日本人」と言います(日米安全保障条約、過去の日英同盟、日独伊三国同盟かな。第二次世界大戦、あれはイタリアがいたから負けたと未だにドイツの年配者が(酔って)言うことがあります。あれ?スペインは何だっけ。そうだ、フラメンコに日本人のダンサーがいた)。
さて、ミュンヘンのホテルのバーで昔、冗談で中国人?のキムだと名乗ったら、初対面のドイツ人から日本人の悪口(デュッセルドルフの日本人社会の閉鎖性)をたらたら聞かされた。悪口というより「基本的にあんなにいつも日本人だけで固まっているコミュニティーは、観ていて気持ち悪い」という意見だった。それも解ると同意し、「でも、日本人は賢いし素晴らしいものをいろいろと開発したよ」と話すと、彼の友達を紹介されそうになって「遅いのでまた」と退散した。

…すみません。話を本題に戻します。「日本人はNOとはっきり言わないし、言葉も分からない人も多い。観光で他の町にすぐに移動して居なくなる。だから悪いことをしても警察に捕まらない」という悪い心根から、今回「列挙されたようなひどいこと」をイタリア人の船頭は「金欲しさに}日本人観光客にするのでしょう。
しかし、皆さんから非難をあびる言い方をあえてすると、「そのような危険に遭遇する人」も悪いのです。騙され、変な要求に屈し、不本意なお金、法外なお金を払ってしまう人も悪いのです。だから繰り返し、繰り返し「船頭の犯罪」が行われる」のです。また、当該のイタリア人の船頭も、親から聞いて知っている。ダチがやっているので俺もやった。金持ちの日本人はカモだ…となってしまうのです。

誠に申しづらいですが、悪人に対して(自分で)対処できない人は、犯罪の多い危険な都市、悪い人間の多い都市の旅行は避けるべきです。南イタリア、ナポリ・ローマ近郊はその点、昔から犯罪の多いことで有名です。逆に言えば、日本はそれだけ「安全で平和な国」なのです。従って、我々には「人を疑う習慣や体験」があまりないのです。無いこと自体、それはとても「幸福」なことなのですが、人間がピュアすぎて弱いのです。インフルエンザに対処する「ワクチン」があれば、予防の為にそれを飲まねばなりません。それではこのテーマに対する日本人へのワクチンとは何か、これは「経験を積む」しかないのです。騙された人は、同じようなことがあっても再び「同じように騙される」ことはないでしょう。経験を積むことによって、より強くなります。当然、その都市は「危ない」としっかり伝えるべきでしょう。その反面、日本人として失うものも多いのではないかという危惧もあります。しかし、世の中がどんどん変化しているのに、「島国に住む日本人だけ」変わらない(或いは、変われない)というのでは、やはり「井の中の蛙」です。私はこの日本が「世界で最も好きな国」です。何故なら、この国は私達の母なる国、「母国」なのです。誰しも本音で「母親が嫌いだ」なんて言う人はいないでしょう。今回のこの「テーマ」は、本当に悔しくてなりません。今まで8人の方がこのテーマに参加しています。統計的には、およそ800人の方がこのトークを見守っていることでしょう。
皆さん、一緒に頑張って強く生きましょう。頑張れ平和な国「日本」、頑張ろう「日本人!」なのです。

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