関釜フェリーにて

もうかな~り昔の話の学生時代のことです。
初めて行ったパックの団体海外旅行の成功(?)に気を良くして卒業旅行は個人手配の一週間の韓国旅行にしようと往復の関釜フェリーのチケットと一泊目のホテルの予約だけという無茶な旅に出たときのことです。

今では色んなガイドブックやネットに現地情報や体験談などあふれていますが、その当時はインターネットもなく1冊の地球の歩き方だけが情報源のスケジュールも曖昧な旅でした。今思い返せばでよく無事に帰ってこられたなあと冷や汗モノです。

行きのフェリーのなかで知り合った在日韓国人の老夫婦の方と仲良くなり、足が不自由なおじいさんに代わって荷物を運んであげたり、代わりにソウルの観光名所や地元情報なども教えてもらいました。
名前も聞かず釜山で別れたのですが、帰りのフェリーも一緒になり1週間の旅の思い出や韓国の印象などを話したことを憶えています。

ちょっとしたことなんですが、この韓国旅行が原体験になって今も私を海外旅行に誘っていると思います。

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