レポート

●2011,5,10付 在エジプト日本大使館からの情報 宗派衝突事件等

公開日 : 2011年05月11日
最終更新 :

●2011,5,10付 在エジプト日本大使館からの情報 宗派衝突事件等 
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/7927/1212019575/

参考:
http://blog.livedoor.jp/amoremaru/archives/51661134.html

http://blog.livedoor.jp/amoremaru/archives/51661821.html



エジプト在留邦人・旅行者の皆様へ 平成23年5月10日

在エジプト日本国大使館領事部

エジプトに対する渡航情報(スポット情報)の発出(平成23年5月10日付)


日本国外務省は、平成23年5月10日付けでエジプトに対する渡航情報(ス
ポット情報)を以下の内容で発出していますので、お知らせいたします。

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エジプト:政変後の治安情勢に関する注意喚起

1.エジプトでは、5月7日夜、カイロ西方のインババ地区において、宗教施設へ
の放火を含むイスラム教徒とコプト教徒間の大規模な衝突事案が発生しました。報道に
よれば、この衝突で200名以上の死傷者が生じ、また約200名が拘束された模様です。

  翌8日には、カイロ中心部に所在する国営テレビ局、米国大使館付近路上等に
てコプト教徒によるデモや集会があり、タハリール広場に近接した考古学博物館北方
の路上では、デモ隊の一部とデモに抗議するイスラム教徒との間で投石を伴う衝突も生
じました。

  エジプト政府は、一連の衝突事案に関して緊急閣議を開催し、不法行為者へ
は厳しく 対応するとして事態の収拾に努めていますが、デモや集会に関連した
衝突や混乱は、今後も時間や場所を問わず突発的に発生する可能性があります。

2.一方、8日夜には、カイロ・バサティン地区、アルマルグ地区、シュブラ地区
に所在する3か所の警察署が武装集団により襲撃され、留置中の多くの犯罪容疑者が脱
走する事案が発生したとの報道もあります。

  国軍は警察とともに治安維持に努め、多くの警察官が街頭に復帰しつつあり
ますが、警察の治安維持力は低下しており、エジプトにおける治安情勢は、未だ十分に
回復しているとは言えない状況にあります。

3.エジプトでは、大カイロ圏(カイロ県、ギザ県、カルユービーヤ県)、アレ
キサンドリア県、スエズ県を対象に深夜午前2時から早朝午前5時までの間、夜間外出禁
止令が継続発令されています。

4.つきましては、エジプトへの渡航を予定されている方は、同国への危険情報
に留意するとともに、滞在中の方は、夜間外出禁止時間帯の外出は厳に控え、それ以外
の時間帯であっても、不測の事態に巻き込まれないよう、外出時は身分証明証を必ず携
行し、単独行動は避け、夜間は車の移動の際も十分注意してください。

  また、曜日や時間を問わず、デモや集会が行われる可能性がある宗教施設、
タハリール広場、内務省、首相府等各省庁、議会、裁判所等の政府関連機関、国営テレ
ビ局、外国公館付近やその他大勢の人が集まる公共の場所には不要不急の場合は近づか
ない、周囲の状況に注意する等、自らの安全確保に努めてください。デモや集会に遭遇
した場合は近づくことなく、すぐにその場から離れてください。

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 外務省海外安全ホームページ・スポット情報

http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo.asp?infocode=2011C176

 在エジプト日本国大使館領事部

  TEL: 02-2528-5910 HP: www.eg.emb-japan.go.jp

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