レポート

ドイツの「支援」

公開日 : 2011年05月03日
最終更新 :

ドイツからもいろいろな復興支援を受けていますが、目立つのでは、
http://www.mercedes-benz.co.jp/news/release/2011/20110421.pdf

 ダイムラーと言えば(そしてポルシェも)シュツットガルト。私もこの二つの博物館を見るために当地まで行ったものです。が一方で、先日観に行った東京バレエ団の公演、
http://www.nbs.or.jp/stages/1104_labayadere/cast.html

 一番下に小さく書いていますが、上野水香さんの相手役のシュツットガルトバレエ団のフリーデマン・フォーゲルさん、ドイツ政府の勧告により、シュツットガルトバレエ団から出国の許可が下りなかった。とのこと。代役のゴールディングさん、短い期間でよくやった。と思います。

 ちなみにやはりドイツ政府は確かに「保守的」で、例えば
http://www.dsty.ac.jp/schule/news/schulbetrieb-wird-am-9-mai-2011-wieder-aufgenommen
 日本の学校でも最近始業式、というのはありますが・・・・やはりチェルノプイリの教訓、なのかなあ。

 ところで、シュツットガルトと言えばバーデン=ヴュルテンベルク州の州都。ご存じのとおり、フクシマ(の影響と言われる)で、60年ぶりに保守政権がひっくり返った州。ちなみにこの板でも話題になっていた「シュツットガルト駅前再開発」(私は最近この駅には行ってないですが)もストップになったとのこと。
http://www.nhk.or.jp/kyounosekai/world/index.html

 何となく関連してそうで関連してないような・・・もちろん、ダイムラーの製品の素晴らしさはよく知っているけど、出来れば「人的支援」の方も「機械の支援」と同じくらいうれしい。・・・・・。

 とはいえ、ドイツでの最大の「人的支援」の一つとして、

http://www.staatsballett-berlin.de/de_DE/calendar/detail/9173318
 マラーホフさん、よくまあこれだけ集めたもの。である。おもしろいのは、真ん中あたりに名前が出ていますが、シュツットガルトに振られた(?)上野水香さん、この公演に呼ばれて、ベルリンで踊る。ということ。精一杯踊って欲しいものです。

 この8日の公演に行く人もいるんだろうなあ。・・・・ぜひ「支援」してきてください。

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1件のコメント

  • ただいマンボウ!!

    高島たいらさん こんばんわです

    支援と言っても 有形無形を問わず本当に色々ありますね・・・・
    被災直後は 命をつなぐための 物的援助がありがたかったです
    すぐに口に入る食べ物(乾パン・バナナなど) 暖を取るもの(毛布・服)そして水
    だんだんと 暖かい食べ物 簡易トイレなど 生活用品にも 必要な物に幅が出来てきました
    人的援助も 医療 ライフラインの復興を助けてくれる技術者 支援物資の運転手
    そして 被災者が 生活援助を受けるためのシステム・・・・
    必要な物って その時々によって変化していく 実に相対的なんだなあ・・・とか思いました

    私が 共感(驚愕)したのは 阪神地区からの「的確な援助物資」です
    過去の経験から 「いつ どのタイミングで 何が必要になるのか」本当に分かっている!
    当初、遺体を収納する袋や棺が送られてきて仰天したけど(笑)
    ゴミ袋・ラップ・使い捨ての食器・ガムテープ・ビニールシート・マスク・軍手・・役に立つものばかり
    経験って 人を助けるんですよね・・・

    全国から駆けつけてくれた、技術者さんにも感謝です 
    新幹線がこれほど早く復旧した、JRの復旧技術にも驚きました

    有名人の被災地への慰問とか炊き出し 各国の支援についても賛否両論あるかと思いますが
    それを見て 聞いて 食べて 使って 
    「助かるなあ」「生きてて良かった」と感じてくれれる人が 1人でもいればいいのでは?とか思います

    茨城から、松島水族館へこんなプレゼントもありました
    帰ってきた マンボウ・・・
    http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20110429_22.htm

    まだ先のことですが、自分にも少し時間が出来たら 映画でも見たいなあ・・
    とか 思うようになりました はい

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    「支援」のレベル

    のりーたさん、こんにちは。

     おっしゃるとおりで、外側からでは分からない最大のものは「刻々と変化する支援ニーズ」ですね。

     ニュースでも「写真の修復、アルバムの回収」とかが報じられるようになりましたけど、写真館の人がいみじくも言ってましたが「衣食住がとりあえず足りてきたので、ようやく写真とかにも目を向ける余裕がでてきた。・・・」その通りなんでしょう。もっとも衣食住の確保が「恒久的に」と言う訳ではないみたいですが。・・・・

     いわきに行った時に思いましたけど、あそこは沿岸部の小名浜等の被害が大きかったものの、それ以外の地域は外見上は目立って被害があるという訳でもなく、まずは普段と同じ生活にもどすこと・・・地域の食材を食べて、観光客が普通に来る。を目指すレベルに来ています。ところが原発がそれを邪魔している。という別の要素が加わっているのが、残念なところです。ハワイアンセンターもまだ復旧していないですし。

     新幹線は先に復旧させる結果、沿岸部のローカル線の復旧が遅れる。と批判する人もいますけど、まずは背骨の部分がつながらないと。と思います。やはり、新幹線に乗れば何とか行ける。というのは、心理的にも物理的にも大きく違うとおもいますね。

     あとは個別に支援ですかね。先日、養殖かきの筏について、筏代プラスアルファのお金を全国から募って、筏の購入、修復をしたうえで、現物を出資者に返す。というプランが報道されていましたけど、こういう風に商売込みでスポンサーを募るのがいいですね。さんまを食べたいと思う人は、漁船の修復費用を出して、現物をもらう。と、各自、自分の趣味で「出資」したら、漁業、農業、畜産系はまんべんなく有力な支援手段(?)になりそうな気がしますが。

     映画はどのような方面が趣味か(?)存じ上げませんが、今年はGWよりも、五月末から夏にかけて話題作がたくさん公開されるので(個人的主観ですが)それまでには、精神的にも物理的(映画館もまだ再開してないところが多いみたいなので)にも楽しめるようになることをお祈りします。

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