私の「感覚」 初から読ませてもらっております。 で、私の「感覚」というか、「思い」を書いてみます。 職安(ハローワーク)での想定会話です。 「こういう仕事があるのですが、いかがですか。『10時 時間イスに座っているだけで10万円の報酬です。トイレ へ行く以外は座って、TVでも見ていてください。食事も 運ばれます』 」 と言われたら、どう思いますか? 私は、いままでに何度となくCクラスで太平洋、欧州路線に 乗っています。自腹負担はゼロです。 「業務出張」「マイル」「航空会社都合によるアップグレード」の いずれかです。業務出張でももっぱらYではありましたが。 直行便のあるパリに、高い金を払って乗り継ぎのCクラスを 使う意見に疑問を感じます。たとえば、いい気分になって ヒースローに着いたとしても、あの乗り換えの不快さはその いい気分を台無しにします。 私は、機内で座っている(眠っている)時間の快適さと同等 に、長いパスポートコントロールや搭乗待ち列での肉体的 苦痛(不快さ)を重要視します。あるいは、空港までのアクセス に関連するハッスル(hussle)の程度。 先月の平日、AFの夜便でパリに行きました。気の毒なくらい 空いていて、3人分を使って、眠っていきました。新型の 777で、電話機みたいなリモコンが肘掛けではなくてTV モニターの横についていて快適でした。(映画も、日系 なみに、オンデマンドでした) この機材は気に入りました。首をつっこんで前の座席の 下に入れた鞄が取り出せました。(狭い席だと両足で引っ 張り出すワザが必要) この掲示板には、エコノミーのアコモデーションに関する質問が 頻繁に出てきます。私は、アコモデーションがいい座席より 隣席が空いている席のほうがはるかに快適だと思っています。 ちなみに、私の行き先はたいていニースなので、アジア乗り換え の夜行便だと2回乗り換えになります。アジア乗り換えも何度か 使いましたが、年を取ると辛いですね。 私の得た教訓: 空いているフライトの格安を狙う。 マイルの呪縛から逃れる。
補足です。 読み返してみて、職安での会話の意味が分かりにくいと 感じましたので、念のため、補足説明します。 ビジネスクラスに座る代わりに、窮屈なエコノミーに座る るなら、10万円うく。 今時、座っているだけで10万円もらえる仕事って、ある だろうか。(苦労して10万円稼ぐより、我慢して10万円 節約する。その分、いいレストランでおいしい物でも 食べる方がよっぽどカネの有効利用だと思う) こういうことです。