レポート

いわき、温泉旅行

公開日 : 2011年05月02日
最終更新 :

 現在、いわき行きの常磐線特急、高速バスのいずれも臨時ダイヤで運行しているけれども、JRは徐行運転しているので、いつもより一時間くらい遅い。つまり、バスとそんなに変わらないのに値段が倍近い。もっとも、高速バスも渋滞によっては、送れますけれど。

 東京駅発のバスはなぜか下りが自由席(滅茶苦茶な仕組みで、座席定員制でもなく、とにかく売るだけ売って、乗れなかったら次の便に乗れ。とのこと。)上りが指定席。連休初日、混んでないだろうと見ていたのが甘く、30分前には既に定員オーバーの列。が、二号車を出してくれたので、全員乗れました。

 ちなみに高速バスの停留所は
1.本線に側道があってそこにある。
2.ICにあるのだけど、料金所の手前、つまり料金所を出ずに本線に戻れる。
3.ICにあるのだけど、料金所の外にある。
の3パターンがあると思いますが、この路線は全て3。で、時間がかかる。中央道、東名高速は1のパターンが多いですが・・・昔、名護→那覇のバスが3のパターンで閉口したことを思い出しました。何かルールがあるのかどうか。

 常磐道を北上する車があるんだろうか?と密かに思っていたのですけど、そこそこ渋滞もあり、いわき駅には30分遅れで到着。ここって「平駅」なんですよね。少し昔の「鉄分」派には、平駅の方が分かりやすい。すぐに改札に行くと水戸行きが待っていて、それに飛び乗り勿来まで。30分、もう茨城県境である。ここの健康ランド「勿来温泉 関の湯」の景色がいい。というのにひかれて行きました。

http://www.sekinoyu-spa.com/

 津波の影響は見えなかったけど、まだ館内は工事中のところがある。が、確かにすばらしい。露天風呂も最高。太平洋は平穏だし、何にも区切られない空も素晴らしい。放射能に色はついてないしねえ。ここの温泉は東京みたいに鉄分が多くて黒っぽい色をしている。

 電車に乗って湯本に移動。ここらを走る501系という電車の一部には京急のVVVF音=ジーメンス社製の機器を使っていて、懐かしいあの「音」を聞くことが出来ます。

 湯本ではまず、さはこの湯。駅から徒歩10分くらい。
http://www.iwakicity-park.or.jp/sahako/

 ここも4/14再開となっていましたが、建物の外側はまだ工事中。中は風情があって・・・二酸化硫黄のにおいがかなりきつめの、いかにも温泉、と言う感じで、これもいい。

 次にみゆきの湯。駅から徒歩3分くらい。
http://www.gurutto-iwaki.com/detail/index_225.html

 ここも木製の浴室で、さはこの湯と打って変わって水酸化ナトリウムが目いっぱい入っているという感じで、確かにすへすべにはなる。ここも良かったですねえ。

 出てから、近所にある有名なお魚系の食事のお店に入る。普通に刺身定食を頼むけど、前と同じボリュームで出てきて・・・良かった。あとでご主人と食事そっちのけで話し込んだのだけど、やはりメインの小名浜港は復旧しておらず、それでも市場の方には全国から魚が入るようになったので、何とかやっている。とのこと。ちなみに常磐沖の魚は今は使ってない。とのこと。被災の話も15分くらい話したろうか。人が少ない時間だったせいもあるけど、最大のおもてなしを受けて、感謝。

 いわきに戻って、小名浜までバスで。これも後で分かったのだけど、小名浜に行くには湯本の隣の泉から行くのが正解。小名浜港で初めて津波の被害というのを・・・・目にしました。帰りに鹿島ショッピングセンターのヨークベニマルで買物。
http://www.everia.co.jp/index2.php

 いわきのお酒を一本。ここ一か月くらい東京では見ていなかった「ブルガリアヨーグルトの特売」をやっていて、ヨーカドーの物流については、こちらの方が良かったりして。・・・・
いわきのホテルも満室でびっくり。ネットの予約サイトには出ていないし・・・・原発対応に限らず、住設関係とか保険屋さんがたくさん来ていて、実はホテルは一杯のようなので、よく調べた方がいいです。わたしは、ここでまた人工温泉大浴場に行き・・・・都合、五回、温泉に入りました。

 で、やっぱり結論としては、福島第一原発の環境への放射能物質の放出を早く止めて欲しい。という、それだけですね。・・・・

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