09/05/22 23:52

機内検疫・・・

自分は、まだ豚インフル騒動が始まる前の4月の初めに香港にいって、それからアジアをぐるぐる回って(中国・ベトナム・シンガポール・インドネシア・マレーシア・タイ・インド・マカオ)、5月の中旬に帰国したんですが、「機内検疫」というのはアメリカやメキシコまでの直行便だけで実施されているようで、香港からの帰国便では一切機内検疫などありませんでした。

海外でメールチェックのためたまにネットしていたんですが、日本のニュースで豚インフル騒動が大々的に報道されているので、最初は「日本で発生した病気なのかな?」と錯覚してしまいました。

インドなどで会ったほかの日本人旅行者とも話していたんですが、日本はきっと帰るとき相当大変だぞ、検疫にすごく時間がかかるはずだぞ、なんてことも話題にのぼりました。

しかし、帰国する際には機内検疫は何もなし、サーモグラフィもなく、ただ1枚の質問表だけだったので、拍子ぬけしました。

時間がかかるどころか、今までの旅行で1番最短時間で入国に関わるすべての手続きが終わり、飛行機が到着してから20分くらい後には、すでに成田空港の駅のホームにいました。

下でレスしている人も言っていますが、機内検疫自体、直行便でないとやらないようです。

検疫が、まったく100%ムダ、というわけではないですが、やるからには何かもう少し効果のある方法があるといいのですけどね。

少なくとも、国内感染者のほとんどが、検疫にひっかかったのではなく、その後に発覚している、という統計を知ると、もう少し何か方法はないかと思ってしまいます。

すでにあまりにも検疫にひっかからないため、機内検疫などはもうやめてしまって、深刻な医師不足から機内検疫をやっている人を早く医療施設へ帰すべきだ、という議論がされています。

未知のウイルスという病気の性質上、また潜伏期間があるという性質上、検疫で見つけるのもなかなか難しいのでしょうね。

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