Re: ミラノからツェルマットへの移動について

よこやすさん

百聞は一見にしかずとか。 www.zermatt.ch でしばらくの間 午前と午後のマッターホルンの映像をライブカメラでご覧になったらいかがでしょう。

何処の山でもやはり午前中のほうが晴れる確率は高くなります。 とくに夏の場合は午前中の気温で地上の水蒸気が2千メートル以上の高さで雲になるからですが、日中が雨の場合は午後に晴れることも少なく有りません。 とくにツエルマットはヨーロッパの背骨、アルプスの地中海性気候と北海型の気候の境目ですのでけっこう天候の変わり方がスイスの各地とは少々違う変化を見せます。

もっともツエルマットの立地から言うとマッターホルンの後ろ側に日が沈むのでそういう意味では朝陽を浴びる姿の方が印象的ですが、一日中空を覆っていた雨雲が9時過ぎに突然薄れ始めて灰色の雲の向こうにピンク色の三角形をおぼろに見た感激は今でも忘れられません。

夕焼けの空に浮かび上がる三角のシルエットも明日の予感を感じさせてくれます。 

皆さんに薦めていますが 火曜と木曜には サンライズツアーといって朝4時半に特別電車またはケーブルカーでゴルナグラード、またはスネガの上、ロートホルンに上っていって日の出をみる現地ツアーがあります。

日の出を楽しんだ後(ウーン防寒対策を忘れないように、殆んどの場合夏でも氷点下です)ハイキングをすることも出来ますので ミラノから迷わずツエルマットへお入りください。

日が長いので5時前なら スネガへ最終ケーブルで上ってフィンデルン村で夕日の(逆光ではありますが)マッターホルンを見ながら食事のあとノンビリ、日暮れの山道をツエルッマトへ下るのもいいものです。

あっ それから午後から混む・・・と言うことはありません。

山の天気は予測がつきません。 連日晴天であっても到着の時点以降一週間以上も山が姿を見せないこともないわけでは有りません。 ともかく・・行って見ることから始めましょう。

③ツエルマットへ到着する寸前に瞬間的にマッターホルンが見えるチャンスがある・・(私は14-5回以上乗っていますが実はまだ一回も車内から見たことが有りません)そうですが。 もちろんブリーグほかこの路線からマッターホルンが見えるチャンスは上記の一瞬だけです。


 

 

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1件のコメント

  • Re: Re: ミラノからツェルマットへの移動について(追加)

    ぼうふらおじさん
    ありがとうございます。
    迷わずツェルマットに向かおうと思います。
    なるほどカメラで確認するのも良いですね。

    合わせてアドバイスいただければ幸いです。
    天気に恵まれれば2泊、場合によりもう1日延泊しようと思っています。
    順調にいった場合、
    1日目:到着後ゴルナーグラートへ。お決まりのローテンボーデン-リッフェルベルグあたりをハイキング
    2日目:ロートホルンまで行き、帰りにブラウヘルト-スネガ又はスネガ-ツェルマットをハイキング。
    さらに午後から時間と体力があればクラインマッターホルンまで行く。
    3日目:お勧めいただいた、ロートホルンサンライズツアー(日程からこちらになる)に参加し、その後出発。と思っています。

    スケジュールについていかがなものでしょうか?
    また、お勧め展望台や、ハイキングコースなどでアドバイスがあればお願いします。
    ちなみにそれ以降のスケジュールとして
    A案
    3日目は午後からエッシネン湖まで行き、シュピーツあたりに泊まる。
    4日目に、ゴールデンパスラインでモントルーに出てシオン城を見て、ジュネーブに向かう。
    B案
    3日目午後からシャモニーへ
    4日目モンブランを見てジュネーブに向かう。

    何年か前にユングフラウ方面は行ったので、今回は外すつもりです。
    これもどちらがお勧めでしょうか?
    さらにB案の場合、一番人気はエギユドミディのようですが、
    そのかわり値段が高い上、混むようです。
    他にもいくつか展望台はあるようですが、
    エギユドミディ以外にもそれに匹敵するような
    景色が見られるならそちらにしようと思います。
    モンブランのこともおわかりでしたら、
    お教え下さい。

    長い質問になりましたが、よろしくお願いします。

    以上






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    Re: Re: Re: ミラノからツェルマットへの移動について(追加)

    よこやすさん

    あくまでお天気と相談ではありますが、2日目の行程は3日目のサンライズツアーの朝食がほぼ7時ごろにおわります。 そこからステリゼーへ出て逆さマッターホルンを楽しみ、スネガに戻るコースで充分11時前にツエルマットを離れられます。 

    第1日目はクラインマッターホルン見物とシュバルツゼー経由の高原ブラブラ歩き・・、ツムット経由でツエルマットまでと言うのはいかがでしょう。

    2日目は朝一番で出来れば朝食を少し早めにして8時前の電車でゴルナグラードへあがり、そのままリッフェルゼー経由でリッフェルベルグまで。つまり朝早ければその分リッフェルゼーの逆さマッターホルンの人だかりが少ないのです。 

    シュバルツゼーからスタッフェル小屋までの高原はこの周辺で花が一番きれいな所です。 スタッフェル小屋から普通は右のいい道をたどりますが、これだとずうっと林の中のマッターホルンの見えない道で、ツムットの村への分岐点もウッカリすると通り過ぎます。

    スタッフェル小屋から右に行かずに左へ進むとすぐ河原に向かって右への道標が有り、ツムット/ツエルマットとあります。 細い山道ですがたどるといつの間にか川の対岸をたどります。 右手にづうっとマッターホルンがみえます。 日の長い時期ですから草地の明るいルートを楽しくたどるとそのままこの地方の最奥の村ツムットに出ます。 ここからツエルマットまでは ノンビリ30分、急げば20分ぐらいでしょう。

    3日目ロットホルン展望台から反対側におりて鞍部を通り過ぎたところからFluhalp小屋(ホテル)への道をたどると眼下にStelliseeが見えます。 ホテルまで行かずに降りる道も見つかります。ただしこのルートは多少山道になれた方へのお薦めです。 そうでなければ朝食後ブラウヘッドまでロープウエイで戻ってからここから道標に沿ってステリゼーを目指すルートも有ります。

    運がよければこのコースのどちらかでエーデルワイスに出会うかもしれません

    A案 エッシネン湖は午後は湖の対岸の岸壁が西側なので湖面が日陰になります。出来れば午前中でしょう。
    但し晴天ならば サンライズツアー+ハイキングが絶対お薦めです。 エッシネン湖もそれなりですがツエルマット周辺を楽しんだ後ではしょうしょう感動が薄くなるかもしれませんので。

    シュピーツどまりでツーン湖畔を楽しむのも一案ですが鈍行で2駅?戻ったニーセンの山頂ホテルなんていう案はいかがでしょう。ツーン辺りからみえるピラミッド型の山です。

    ユングフラウ三山が夕日に染まって雲海の上に並んでいるのが見える唯一つのポイントです。もちろん朝日も。このケーブルは夜遅くまで動いているので満月の夜には食事に来る人も少なくないのだとか・・。

    ただし 私は2度ほど計画して一回は雨天、一回は予定が押し過ぎていまだに実現しておりません。 

    さーて エーギュドミディです。 うーん 混雑は確かに気に入りません。 実はモンブランを楽しむには対岸のブレバンの方が雄大な眺めで好きなのですが、たしか改修工事中・・?。

    もう一つは ラックブランという小さな山上湖へのハイキングです。モンブランからは外れますが名峰グラン・ジョラスを眼前にながめる素敵な場所です。 山小屋があって一泊できるといいのですが・・。

    3時過ぎるとハイカーがみんな居なくなって静かな湖面にはカモシカが水を飲みに来るほどです。 殆んど目の高さに夕日の、朝日のグラン・ジョラス。右手には遠く大きなモンブランの雄姿が・・。

    もちろん1日ノンビリの日帰りハイキングコースです。(いえ足回りは山支度でお願いします)


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