3日間のたんぱく質断ちと水分補給

私は初めてのアジア長期旅行の途中、チベットのラサで最悪の下痢をしました。1988年のことです。

キレー旅社という汚い安宿の4人部屋に日本人4人で同室していました。部屋には厠所はなく、外、それも階下まで降りなくてはなりません。ふらふらになりながら、水便を必死で出してベッドに戻り、2~3分するとまた便意が・・・。

見る見るやつれていく私をみて心配した同室者。実はこのグループのメンバーは当事原則入域禁止だったゴルムドの宿でミニバスを旅行会社に依頼する為に白人に声をかけてメンバーを集めてラサまで来た同士だったので連帯感もありました。その中心にいた女性が奈良にある大学の中国語学科だったかでもうひとり後から来た男の子は高田の馬場にある大学の中国文学専攻で中国語が堪能。

頼んだわけではないのですが、私の症状をつげて薬をもらってきてくれました。それでだめなら病院に来いという話でした。

正露丸などぜんぜん効かなかったのですが、この薬を飲んむと下痢が少し収まりました。そして医者の注意を守ったら3日後にはみごとに回復していました。

その時の注意

■ 水分を切らさない、お湯(カイシュイ)を飲む。

■ 肉と卵を食べない。

これでした。

一週間後にはラサ飯店でやバルコルカフェで好きなヤクバーガーを食べていました。
その半年後くらいにインドのコバラムで知り合った府中のミッション系大学の男の子がひどい下痢をして、マドゥライで寝込んだときにこれを教えてら、回復に向かいました。

私もあまり酷い細菌性の下痢の場合は医師に診断、薬の処方をしてもらうべきだと思いますが、それいこうは寝込むほどの下痢を体験していません。というか記憶にあるのはシェムリアップのタケオGHで魚スープを飲んで嘔吐性の下痢をしたくらい。(これは他の人は大丈夫だったので私の手か私の食器がばっちっかった模様)

薬に関しては、私もJORGEさんと同じ意見です。

私の30年来の悪友に整形外科に勤めていた柔整師がいるのですが、彼は安易に抗生物質の薬剤を飲んでいました。旅行に携帯して私ももらいました。日本でですが、薬害で腸炎にかかり入院しました。薬は怖いですよ。

簡単な下痢のときは肉類などの淡白を控えめにして、スポーツドリンク系を常温で飲みます。後はタイならお粥にパクチーとしょうがをたくさんいれて。

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