レポート

震災の緊張からのバルカンへの逃避行 (3)

公開日 : 2011年03月25日
最終更新 :

今日はもうコソボ/プリテイシュナの安ホテルに居ます。
これまで、全部毎日、通りがかりの現地安宿に飛び込み
で泊まりを重ねてきたので、かえって、宿の立地は自分
の好みと観光スポット至近のしかも値段を安く清潔な夜
をすごしてきた、と自画自賛しております。
WiFiが有るか、朝食付きか、駐車場が無料で有るか、
などが選択条件にしてきました。
全く不自由はありません。アルバニア/デュレスでも泊
30ユ~ロでしたし、昨日のオフリドもそんなもの。

毎日好天が続き高い頂きの雪山を眺めながら、アルバニア
の山中の街道筋の村の古着や果物の市などひやかひながら
300円で数十個のミカンを買って車に放り込み喉もかわ
きません。

モンテネグロ国境で15日間の保険に15ユ~ロを車につ
いて支払った他はアルバニアは全く支払い無し、パスポ~ト
呈示だけでOK、
マケドニアは若干支払い、書類に40ユ~ロ、
風光明媚なオフリド散策を楽しんだときは付いてる朝食が
立派申し分なし。スコピエでただ一軒くらいしかないマクド
で昼食をとったあとはセルビア国境へ。セルビアはパスポ~ト
コントロ~ルだけで、支払い関係一切無し。
ところがプリテイシュナ/コソボへ入るときにコソボ側から
車持込32ユ~ロ支払いが必要でした。

いずれもそれぞれの国の車入国税、と思えば、昔は日本を出る
前に大使館通いをしてVISAを取得、準備がたいへんだった
のですから、それを思えば安いものです。
昨年南アフリカからナミビアに入るときも、250ランド必要
でした。

明日はコソボ/プリズレンへ向かいます。コソボは40%が失業
地域です。
マケドニアは道もよく交通マナ~も日本のように良いです。
アルバニアのように一部分時速80kmで走行できる場所を
後部全く無灯火で前を走行してる車が居て驚いたりなどはあり
ません。

ロ~マからの車旅も2000kmを越えました。
各地観光スポットを押さえつつ、お国事情観察しながら旅を続けます。

               ひがしまち

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2件のコメント

  • 26日土曜、コソボを出ました

    コソボの南西の町、プリズレンは昼間もだけど、朝5時には宿すぐ近くの
    モスクからアザ~ンが響き渡る。寝ていて遠くに聞く分には嫌いではないけど、
    耳元の大音響ではさすがに寝て風情を楽しんではおられません。
    少し中央アジア風の町は7km以上歩き廻ったし、湯を持参ポットで沸かし
    これも持参の角砂糖とコ~ヒ~とトマトで部屋食をすませチェックアウト。

    76kmはなれた北西の町ペテイ(道を聞いたらペシュという)10時には
    着いた。曲がりくねった中心部の狭い石畳の奥にパ~キング、1ユ~ロ。
    その周りはトルコ風の市場でたいへんな人ごみ、珍しいものもたくさん。
    チ~ズだけでも100人以上の売り手がそれぞれ独特のタガのはまった木桶を前に
    たいへんな混雑。味見をさせてくれたので、5ユ~ロで2kgもポリエチ袋に
    入れてもらい持ち帰り。味は本物でとても良い。
    昼前だったが安食堂で、3ユ~ロでソ~セ~ジ風牛ハンバ~グ10本ほどの皿と
    サラダとナン、缶ジュ~スの昼食をとる。
    コソボはユ~ロが通貨。8ヶ国も廻るとお金の使い切り、保存がたいへんです。

    ガススタンドなどで道順を聞きながらモンテネグロ国境へ向かう。
    イタリ~ロ~マからだ、というと長距離をびっくりする。
    2400mの山越え、道端には雪が残っている。
    いったんコソボからモンテネグロへ抜けて、モンテネグロからセルビアへ再度
    越境し入る、というのがコソボから直接セルビアに入らない、という私の算段。
    山の中の道で2ツの国の検問所ボ~ダ~越えはたいへんだ。
    先日、マケドニアに入るときに、係官が日本人は初めてだ、といってたが
    そんな筈はない。少ないことは確かだろうと思う。車荷物の検査官だもの。

    途中ベナレというモンテネグロの町で、山道疲れによる早めの投宿。
    一泊40ユ~ロ、カ~ド払い、朝食、駐車場所付き。
    中心地だが静かな冬のスキ~リゾ~トのような町。

    明日は北へセルビア国境へ向かい、セルビアのウジツェに泊まる。
    あとはサラエボへ往復してベオグラ~ドへ、それからノビサ~ド。
    イタリア車はほとんど見ない、フォルクスワ~ゲンが多い。
    日本車は稀れ。


                         ひがしまち

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  • 漢ですなぁ 羨まし杉

    1-5年間に訪れた町の名前が次々に出てきて懐かしく拝見してます。
    アルバニア→オフリドは小生が通ったオフリド南路かなぁ? とか

    先日のTVトークに出演したホリエモンも普段の生活を愚直に続けることが支援・と力強く言ってました。
    淡々と仕事をこなし、マックに行き、センバツを見、家族と語らう、旅行好きは旅行を楽しむ
    で良いじゃないですか。 阿呆な常連が、こんな時にとかヒステリックに絡んでは消されてますがね。

    あと、事故にはくれぐれもご注意を。左ハンドルはマイカーで慣れてる?うむぅ

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    マケドニア~セルビア間の料金所の多さ

    そうです。普段通りの日常生活が支障なくできることが幸せ
    というものでしょうね。
    朝の通勤電車駅の長い人の列、停電をする、しない、のグル~プ
    わけの停電時間確認の煩雑さ、放射能汚染の食品や、地元生産農家
    の人たちへの保障や生活、自分の生活での対応、もう連日イヤな
    TVでも確認せねばならない国難の東日本。
    普通の神経でも私などは勤め仕事への影響大きく耐えられない。

    15日なぜか羽田発便が無くなり、成田発便なら飛ぶ、とわかり変更手続き。
    京成成田線電車は全部運休、私居住地からの成田空港行きバスも行ってみれば
    全部運休、新宿までJRでエスレ~タ~も動かない階段を荷物を慌しく
    ひきずり高速バスタ~ミナルの列に割り込みやっと午後の北京行きフライト
    に成田から飛びたちました。北京で宿をとって、日本脱出できたこと
    に、なんと安堵感にひたれたことか。神経がもう参ちまうところでしたよ。

    今コソボのプリズレンの町の30ユ~ロの宿に朝入り、町を歩き廻ったあと
    2ユ~ロほどの昼飯、パンと牛肉ス^プとサラダと水を安食堂ですませ、宿
    で昼寝中です。昔のセルビア王国の首都です。
    雪山背景に緑の谷とオレンジ色の集落の屋根、そんな美しい風景が近くに
    ありました。

    ところで、セルビア~マケドニア国境間道路には、料金所がたくさんあります。
    マケドニア通貨で30デナルから50デナル、料金所ごとに通過徴収され、
    私は幸い4000デナルほどのマケドニア現金を所持していましたから支払いに
    不自由はありませんでした。もし手持ちがなければスコピエまで両替に戻らねば
    ならぬところでした。セルビアからマケドニアへ車で南下する場合も同じです。
    セルビア側ボ~ダ~に両替所はあります。
    私は残った全マケドニアデナルをセルビアデイナ~ルへ替えました。
    車通行の場合には現金の用意お忘れなく。

                          ひがしまち




















    ^ル






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