パラカスでゆっくりとした昼食をとり、クルス・デル・スールでリマに向かいました。
不毛の大地を走る中、リマに近づいていくと家屋が多く見られるようになって来ました。
夕方になって、周りも暗くなってきたのですが、家屋が暗いままです。
そのうち、周りが真っ暗になると街路灯が縦横の道を示すようになります。
しかし家の光がほとんど見えません。
あれ、人が住んでいるのかな?と思っていると、よく見ると各家で一部屋だけ僅かに光が漏れています。
こんなに僅かの光で、皆生活をしているのだと、感心しました。
話は変わってドイツの住宅を訪ねると、門を入ると真っ暗な階段ホールがあります。壁のボタンを押すと、階段と廊下に電気が点ります。それはタイマーで一定の時間が過ぎると消えます。
節電には歴史的に神経質なのです。
日本のコンビニは、天井に蛍光灯を敷き詰めて明るさを強調しています。
こんなに明るくする必要は無いはずですが。
いつの間にか日本人は集蛾灯に集まる蛾になっていました。
もっともっと電力を節約できるはずなのですが、商業ベースに乗せられて、無駄な電力を使わされていたようです。
再度電力の使い方を考える、良い機会があったように思われるのですがいかが?