引き続きセント・マーチンあれこれ

　ケロちゃんさん、こんにちは。

　人の旅程にえらそうに口だしするほどではないのですが・・・・また、若干、昔話になってるかも知れないので、その点はご了承ください。

★グランドケースに泊まるとして･･･
1日目（到着日）･･グランドケース散策･･･夕日を見ながら食事･･･
2日目･･･フィリップスバーグに行き散策･･午後はマレットビーチ、マホビーチでのんびり･･
3日目･･･オリエントビーチでのんびり、お昼はマリゴに行って散策＆ランチ。夕方からはグランドケースで食事･･･
4日目・・・セントマーチンを去る・・

★マホビーチに泊まるとして・・・
1日目（到着日）･･マレットビーチ、マホビーチでのんびり･･･
2日目･･･オリエントビーチに行きのんびり、お昼はマリゴに行って散策＆ランチ。夕方からはグランドケースで食事･･･
3日目･･･フィリップスバーグに行き散策･･午後はマレットビーチ、マホビーチでのんびり･･
4日目･･･セントマーチンを去る・

　いずれにしろ、グランドケース、マリゴ、フィリップスバーグ、ビーチは三つに絞られているのはベストチョイスと思います。まあしいて言うなら、オリエントピーチーフィリップスバーグ、と、マリゴーマレット、マホビーチの組合せの方がいいかも知れません。フレンチ＝ダッチの組み合わせですが、交通の便がこちらの方がいいかと思います。

　私はロンプラの影響もあって、オリエントピーチ一筋・・・だったのですが、ご存じとは思いますが、カリブ海でただ一つのヌーディスト・ビーチです。(ちなみに他のビーチもトップスを脱いでもいいところ、悪いところが案外細かく決まっているので、脱ぐつもりがあれば(?)、気を付けた方がいいです。男性が脱いでいいのはオリエントピーチだけです。念のため。)

　オリエントピーチも「原則として衣服を身につけてはいけないビーチ」と「水着を着ていても着ていなくてもどっちでもいいビーチ」と分かれて、盛況なのはもちろん後者です。前者で昔からの夢だった「全裸で砂浜を疾走してみたい。・・・」というのをやりたかったんですが、さすがにスポーツクラブの更衣室とかとは違って、太陽の下で素っ裸というのは・・・・そこまで勇気がなかったです。

　後者も別に変な雰囲気はなく、(女性が)トップスはつけなくてもいいビーチ(これは世界中にありますが)に、何もつけていない男女が10%くらいいる。・・・くらいな感じで、慣れれば問題ありません。マットとパラソルはレンタル屋がいくつもあるので、そこで借りるのがいいです。飲食物は「ビーチ価格」なので、やはり、どこかに食べに行く方がいいかも知れませんね。・・・・みんな砂浜で寝そべって、時々水に入る。・・パターンが多いです。

　お金はフレンチはユーロ、ダッチはネザーランド・アンチル・ギルダーですが、米ドルでどっちも通じます。(フレンチは当時FFと米ドルが併記、ダッチは米ドル表記しかみなかったです。)
フィリップスバーグの「ウインドワード銀行」のATMで引出をしようとすると、米ドルかアンチル・ギルダーか聞いてきました。さらに「落ち」があって、この時に引き出した100米ドルについて、私のさくら銀行(だったかな)の口座を帰ってから見ると、引き落とされていません。(国際キャッシュカード)　結局引き落とされたのは三ヶ月後・・・・後にも先にも、オンラインで即時落とされなかったのは、この時だけです。マリゴでセゾンカードを使うと、CATに通してから、五分以上うんともすんとも言わず、「VISAなのにだめか・・・」と思っていると、10分近く経ってからカタカタ動き出して・・・まあのんびりした「島」です。

　あと、意外だったのが・・・・私はてっきり地元のネイティブアメリカン、白人とかの多い島なんだろうなあ。と思っていたら、圧倒的に多いのが黒人。なんでもアフリカから連れてこられた元奴隷の黒人の子孫で、ネイティブアメリカンは伝染病とかで滅んでしまったとかで・・・西インド諸島はここに限らず、「黒人の島」が多く、この辺は同じ植民地になった中南米とは違います。

　一番不思議なのは・・・資源もない、いい港があるわけでもない、農産物や海産物に恵まれている訳でもない、奴隷を連れてきているくらいなので、優秀な労働力があるわけでもない、そんな島なのにどうしてフランスとオランダはわざわざ二つに分けてまで領有することになったのか・・・・本当に謎ですよ。良いご旅行を