アルデンテとイタリア人の関係

サンフランさん、こんにちわ。

>アルデンテよりやわらかいゆで方の呼び名は?

厳密にはわかりませんが(イタリア版広辞苑を見ていないので)、少なくとも一般庶民はやわらかいゆで方の名称は知らないですね。と、いうより、やわらかいパスタという概念はないです。

ウィキペディアはよく利用しますが、あれって実際に詳しくなかったり、現地のことを知らない人が記述してることが、ちらほらありますよね。結構いい加減なことも書かれてますからね。
そこが、百科事典になることができないウィキペディア日本語版の欠点。

確かにスイスにソフト麺は存在するから、スイスの国境に近い場所や、イタリア語圏のスイスでは目にすることがあるかもしれないが、それを一般的なイタリアに当てはめるのは論外です。

そもそも、イタリア人は歯ごたえがある食べ物が大好きです。
なので、パスタもリゾットも硬いのではなく、歯ごたえを好んでいます。
昔からそういう食文化であり、超保守的なイタリア人は今後も変わらないでしょう。
とにかくイタリア人に重要なのが歯ごたえなのです!

イタリア人のパスタに対する考え方は、驚くほどに保守的で、頑固で、こだわりを持ってます。
したがって、フニャフニャパスタなど出した日には、そのお店の将来はないのです。

私の知り合いのイタリア人はその典型。
日本人なら引いてしまうほど、カルボナーラに対するこだわりを持ってました(笑)
カルボナーラに対するこだわりが半端ではないのは、ローマの特徴です。

やっちゃん

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2件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    09/05/14 18:34

    カルボナーラなどなど、イタリーのトマトって?

    カルボナーラはコレステの関係であまり食べられませんが、...
    マリゲリータ?トマト味にはこだわっています。それしか現在作れませんので、...カンズメのトマトを使っていますが、あるとき、日本のもも太郎で作れば新鮮で美味しいかと思ったのですが、....何やら青臭くて、

    そこで質問なのですが、イタリーのトマトってもも太郎のように生食は出来ないのでしょうか?

    よろしくお願いします。

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    イタリアのトマトの写真です。これが美味しい!

    私は野菜博士じゃないので詳しいことはしりませんが、とにかくトマトの種類は多いです。
    種類によってサラダやカプレーゼ(下記写真7枚目。これが最高に美味しい!)にスライスして乗せるトマトや、ソース向きのコクがあるタイプなど様々。
    日本のもも太郎は存じませんが、青臭いということで想像はつきます。そういったトマトはサラダ向きで、ソースには適しませんね。

    ソース向きのトマトにもいろいろありますが、そのうちの一つは、下記ページの6枚目にあるトマトです。
    http://www.travelerscafe.jpn.org/italy4/italy4.html

    ソース向きのトマトの特徴は、小柄で真っ赤なものが多いですね。コクがあって甘みがあって、そのまま食べても美味しいです。パックツアーなどでは、なかなかこういうトマトに出会う機会が少ないんですよね。

    なのでお勧めは、乾燥トマトを使うことで、美味しいソースが作れます。
    これなら観光地でも売ってますからね。

    やっちゃん

  • 退会ユーザ @*******
    09/05/14 18:08

    やちゃんさま、情報ありがとうございます。

    長年ヨーロッパにおられたやちゃんさまのコメントですからその通りだと思います。ここでも現地のことをよく知らない人が記述してることが多いです。

    スイスは固い麺を出すとスイス通の方の書き込みを見たのですが、逆ですか? 私の記憶違いかもしれません。

    私は芯のあるアルデンテが嫌いです。アメリカでは着労しませんが、日本では必ず「よく茹で」か「+2分」で頼みます。米はかためがすきですが、芯があるとダメです。イタリア人には日本の米は合わないのでしょうか? イタリーにはおおむかしローマしか、団体でしか行ったことがありません。味は全く記憶がありません。

    そういえば、スペインのパエリアも炊き時間はいい加減なのか? 人間の好みって面白いですね!
    フェトチーネとかペンネも硬いんですか? 私の茹で方とか受けてくれますかね? アメリカだとステーキの焼き方とかが違うと焼き直しとかさせるのですが、.....頑固なレストランだと出て行けとか言われますかねー? 吸い込みでマナーの悪い日本人が外に出された話はテレビで見ましたが、....


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    食文化って本当に面白い!

    スイスで固い麺ですか?
    スイスも何十回と行ってますが、全く記憶にないですね。もっとも、私がよく滞在していたのは山岳部が中心ですが、やわらかめの麺が多かったですね。
    確か山岳部はなかなか沸騰しないために、湯で時間が長くなる=やわらかくなってしまうという話しを、どこかでちらっと聞いた覚えがあります。確証はないですけどね・・・。
    でも、理屈で考えれば正論ですよね。

    食文化って本当に面白いもので、その食事の特徴がその土地の土壌や気候、環境を表していることが多いですよね。なので私はいつも海外に行くと、市場が楽しいんです。活気だけではなく、そこで売られている食材に注目しちゃうのです。

    だから、よくドイツでじゃがいもとキャベツの酢漬けばかりだったと文句言っている人に説教したくなります。何故そうなのか、ちゃんとその意味がありますから。

    サンフランさんはアルデンテが駄目ですか。私はアルデンテじゃないと「パスタ」という気がしません。なので、アメリカのパスタは最悪です。
    以前ハワイの名門ハレクラニのレストランでハワイアンを鑑賞しながら食事をしたのですが、パスタがあまりにフニャフニャで、「ハレクラニでもこのレベルか!」と頭にきたことを今でも覚えています。あれなら私が調理したほうがよっぽどまし。と、いうより、「スパ王」の方が美味しいのでは? と本気で思ったりもします(笑)

    パエリアも本場はかなり硬いですよね。なので、本場を知っていると、日本のものはパエリアというよりは、炊き込みご飯ですね。とはいえ、日本の方が美味しいと思うけど(笑)

    日本の米というよりは、イタリア人にはあのやわらかい食感が苦手な人がいるのは間違いないですね。硬めに炊けば大丈夫かな。知り合いのカルボナーラにうるさいイタリア人は日本食好きですからね。

    やっちゃん

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