09/05/13 08:20

確かに湿度は低いのですが・・

機内の湿度は極端に低いことは確かなのですが、カナダの300人に対して、
日本を含め、多数の旅行者が感染している事実とは無関係。
牽強付会が許されるのなら、感染しても発症せずに、機内環境の
なかで発症しやすいですが、日本人の場合は、確か現地で発症している
ので、この説も無理。

昨日から報道されている、メキシコでの感染者が2万人強で、致死率0.4%も、
メキシコだけではないだろう、とかメキシコだけ高い理由が理解不能。
そもそも、1918年の新型における死亡率2%と今の季節性のそれの0.1%と
を単純比較するのはおかしい。1918年のものは現存せず、人工的に
作るしかないので、検証ができない(人体実験しか方法がない)。
この大きな数値は、そもそも病原性の実体がわからなかった時代背景、
肺炎治療の薬を含む医療の発達がなかった時代での話し。
感染力の高いのは、新型である所以で、これと致死率(または毒性)
とは本来無関係のはず。理由は不明で高かったというのは確からしい
のですが。

カナダで実際は3千人はあり得るが、三万人というのは先進国では
あり得ない数字。でもそのくらいないと旅行者の感染は説明つかない
はず。

あと、北京の例は、日本の検疫法の限界を指摘したもの。わかっては
いたことですが、関西便などが軒並みなくなったために、近隣諸国
経由で北米に行く。このような客を捕捉していません。あの俄作りの
質問書ではすり抜けは当たり前。

とにかく、謎の多い新型で、それに行政(WHOですら)右往左往の
状態です。

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