1.お金を入れること。
ICカードを初めて使ったのはご多分にもれず、香港。導入一年後の1998年だったのですが、この時に感心したのが「増値」という漢字。いわゆる「チャージ」(香港ではadd value)のことですが、直感的に「何をするのか」がよく分かって、日本語だったらどういうのだろう。と考えました。
ところが、スイカ、エディが「チャージ」(または「入金」と書いていることもありますが)という分かったような分からないような言葉を採用したので、これが日本では標準だと思ってました。
ところが・・・連休中に最後の九州新幹線に乗りに(それだけではないですが、念のため。)行った鹿児島。市電に乗ると・・・
http://www.kotsu-city-kagoshima.jp/modules/pico/index.php?content_id=67#c
電車の運賃箱のところには「積み増し」と書かれている。なるほど「積み増し」ね。・・・・東京のバスと違って、自分でできるところもいいし。他にもチャージ以外の「用語」のあるICカードはあるのでしようけど、なかなかセンスのいい(?)日本語です。
2.スイカとの提携
これが最後になるリレーつばめに乗って入った福岡。四年ぶりでしたが、相変わらず「九州帝国の首都」のにぎわいは保っていてすごいです。・・・・・とある場所から西新に行くのに乗った西鉄バス、仕方なく現金で払おうとしたら、スイカが使える。とある。(西鉄バスの場合、乗車時にもタッチする必要があるので、実際は使いませんでしたが)関東以外で、スイカが使えるバスに乗るのは初めてである。・・・・
というのも、西鉄、福岡市交通局、JR九州の三社のICカードがスイカと「相互乗り入れ」しているので、バスもその中で使えるようになっているのだけど、
http://www.nimoca.jp/home/other/shar.html
なんでスイカなんだろう?新幹線の客はイコカやピタパを持ってる客の方が多いのでは・・・というより、空港の客はともかく、博多駅にはJR西日本が乗り入れていて、もうすぐピタパの親分である阪急デパートが博多駅にできるのに、それでも、やっぱりスイカなの?
博多駅では東急ハンズがハンズカードの勧誘をしていました。だんだんと地方色が失われていくようでさびしいというか・・・・鹿児島は初めてだったのですが、鹿児島出身の人間からさんざん聞かされていた「西駅」の面影は「中央駅(これはヨーロッパの言い方の影響か?)」には全くなく。・・・・そう、「小郡」と「西鹿児島」を簡単に改称するところを見ると、やはり、いまでも反薩長派の人たちがいろんなところにいるんですね。・・・