ムバラクが退陣しましたが・・・

エジプト時間　２０１１，２，１５

エジプト時間　２０１１，２，１５　現在、
カイロ　ダウンタウン地区は、考古学博物館、映画館等の一部、
そして路上の軍車両等を除き、ほぼ日常を取り戻しております。

2月１５日は祝日で、日中、街で最も騒がしかったのは、預言者生誕祭の菓子を求める人々でありました。

タハリール広場を俯瞰できる部屋の宿のみは、動乱中、空前の好景気でありましたが、
大ネタもなくなったのでフリーランスも続々出国しています。

で、ホテルや土産物屋は買い手市場。

が、
外国人旅行者にとって、警察機能が完全に回復したとまでは言えず、
局所的ですが、待遇改善を求める警察によるデモも発生しています。

状況は流動的、としか言えないため、日本国外務省も

「渡航の延期をお勧めします。（滞在中の方は事情が許す限り早期の退避を検討してください。）」

の引き下げは保留中。（これが下がらないと、旅行業界の自主基準でパックツアーも復活しない）


※ただし、日本国外務省および在エジプト日本大使館の情報収集能力に関しては、下記等参考。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/7927/1246140165/64

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/7927/1212019575/51

http://blog.livedoor.jp/amoremaru/archives/51586404.html


自分の意思での個人海外旅行は「自己責任」です。

各種最新情報収集の上、ご自身の判断による「自己責任」にて。

ご参考まで。

http://jbbs.livedoor.jp/travel/7927/

ボラレルかも

一連の騒動の時には、外国マスコミの人は警察や治安部隊あるいは税関官吏から「荷物チェック」「保管」という名目の略奪に遭ったって話が流布していますね。

でも、もともと観光業が大事な産業の国ですし、タハリール広場で騒いでいた市民の中には観光関係者もいたはずです。
官民一体で「エジプト安全」と猛アピールを既に始めており、空港もピラミッドも再開しました。とりあえず、空路でカイロから入国してメジャーな観光すること「自体は出来る」のではないですかね。

考えられるリスクとしては、
１．一部で略奪にあったエジプト考古学博物館に以前のように入場・観賞できるのか。
２．今回の話に言及したり、ムバラクなんて呼び捨てしたりネタにしたり、逆に革命オメデトウなんて呑気に言っていると、からまれたりするかも。
３．武装車両やデモっぽいものに近づいたり写真とって連行とか没収される。
４．そもそも撮影禁止の指定があるものを撮影しても、以前より厳しい対応されるかも。
５．観光施設が再開しているかどうかは要チェック。

それと表題ですが、
アラブの人というかイスラムの人の、それも、観光客ズレした人は、
こういう観光客少ない時には、来客歓迎で値引きすると思いません？
でも、彼らは、ここぞとばかりにボリます。
こんなときでもエジプトまで足を運ぶんだ、彼は金持ち、彼はエジプト好き。
だから、困っているオレらにおカネを多く払う気持ちがあるよってなもんです。
全てのエジプト人がそうではありませんが、そういう人に限って、日本語ペラペラで親切に近寄ってくるんですよね。