確率が低すぎる

同感です。私もあまりにも確率が低い事象なのに何故日本人が罹患したのか不思議に思っています。たかが2週間程度の滞在で、新型インフルエンザを持ったわずか300人に接触する機会など皆無に等しいでしょう。毎日人ごみの中を歩き続けて10万人に接触し、その中に1人いるかどうかで、しかも接触したからといって必ず発症するものでもない。無視できるくらい低確率なことが起こったのは、偶然ではなく「隠された(未知の)何かがある」と臭います。

アメリカは2600人の患者がでており、人口約3億人なので発生率は約10万分の1。何故かカナダとほぼ同じ。偶然なのでしょうか。
患者はアメリカではカリフォルニア、テキサスやニューヨークに偏在しており、カナダでも全国的に一様に分布しているのではなく、局所偏在しているのではないでしょうか。それで10万分の1(ジャンボ宝くじで100万円あたるくらいの確率)より確率はいくらか高くなるでしょう。ちなみに宝くじ1等は1000万分の1。

母集団がもっと大きいだろうという説は、大いに同意します。発表されている患者数は「確認」された数字であり、症状が軽微な患者や貧困な患者は病院にいかないでしょうから、「未確認」が相当数あろうと思われます。現在発表されている数字の100倍くらいはあってもおかしくないと思います。それで1000分の1の確率(ジャンボ宝くじで1万円あたるくらいの確率)。これぐらいなら「有り」かな。

それとも、患者の地域偏在で10倍、未確認患者で10倍、あわせて100倍。カナダで罹患してしまったのは、これで確率が高くなってしまったと言うことでしょうか。これは数字の遊びですが、確率・統計論の研究対象としておもしろいと思います。

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