最終結論 みなさまのアドバイスを参考にして自分なりの最終結論をだしました。 今回はカトマンズの旅行社にツアーを組んでもらってチベットに陸路で入り、青蔵鉄道経由で西安に戻る予定のため、全行程陸路という当初の計画がダメになっても、予定日にはカトマンズに到着していなければなりません。 そこで保険としてウルムチ-イスラマバードの片道航空券も日本でネット予約してしまいます。 そして、カシュガルで国境越えが問題ないとの情報を得たら、2008年12月現在のカシュガル空港のフライトスケジュールをある旅行社のHPで確認すると南方空港のウルムチ便が毎日あるとのことなので、空港へ出向いて、南方空港のデスクで片道航空券をキャンセルします(市内に営業所があれば、そちらで行いますが)。なんらかの事情でキャンセルができないときは残念ですが権利放棄します。 逆に長期に渡って国境通過が不可のときは、飛行機、列車、バスの乗り継ぎのいずれかでウルムチに戻って、イスラマバードまでフライトします。4,5日の余裕はあるので、ウルムチには予約なしでもなんとか辿り着けるでしょう。 たしかにリスクを考え出したら切りがありませんが、国境越えの支障のリスクはそれなりにあると思いますので、このくらいの準備はしておいてもいいかなと考えています。
心配のし過ぎかも 政治的事情でなく、道路事情で通行不可についてですよね? 大きく分けて発生箇所を考えてみれば クンジュラブ~ススト ススト~カリマバード、 カリマバード~ギルギット ギルギット~ピンディ に分けられるかも。 このルートは中国とパキスタンの物流の主要幹線でもあり 長時間の通行不能はいろいろと弊害を齎します。 あまり心配しないでもよいのでは? 一番のネックはクンジュラブ~ススト間、私も一度経験しましたが 生コンを流したようなドロドロの土石流は一切の車を拒否しました。 こんなとき活躍するのが人間様の2本の足、時間的には半日ぐらいの ロスが出ましたがこのピンチを乗り越えて無事目的地まで行くことが できました。 昨年の現地確認ではススト~カリマバード~ギルギットはだいぶ道路も 整備されよほどのことがない限り心配は要らないかも。 私は至って楽観的、無責任なようですがどうにかなりますよ。
Re: 最終結論 >たしかにリスクを考え出したら切りがありませんが、国境越えの支障のリスクは それなりにあると思いますので、このくらいの準備はしておいてもいいかなと考えています。 カラコルムハイウェイは現在、拡張工事中の為がけ崩れが”定期的”に起きて たびたび通行止めになっています 国際バスも乗客が集まらないと3~4日程度、運休になることもあります 運悪くクンジュラフ峠通行中に出くわせば山中の中での野宿や、荷物を持って近隣の アクセスポイントまで行軍、タシュクルガン・カシュガルへの引き返しも覚悟してください カトマンズーラサの陸路移動については楽ですが、チベット問題でまたいつ突然 国境封鎖されるか、入境制限されるか・・・・ こちらのほうがリスクは大きいですね それから余計なことですが、保険としてCZのHPでチケットを購入されるならキャンセル ポリシー等をよくお読みになり、変更キャンセルの段取りなど不安があれば 日本の窓口にでも事前に照会しておくことをお勧めします
国境越え 今回の旅行では4回の陸路による国境越えがありますが、中国パキ間は政治的には緊密なものの、KKHの通行不能等の客観的リスクは最も高いと考えていますので、今回の対策をとることにしました(タリバンの勢力拡張も心配だけど)。 チベットの政治情勢やモンスーン時期でのチベットの道路状況も心配ですが、これについてはカトマンズの旅行社に状況によってはラサまたは成都までのフライトを確保してもらうように手配済みです。 インド-ネパール間は従来は盗賊は別として問題は少なかったようですが、ここにきて毛沢東派の政権離脱騒ぎが起きて政治情勢は予断を許さないことになってきており、これに対応して毛沢東派のテロに手を焼くインド政府が国境封鎖する可能性も出てきていることが気がかりです。 ただ、デリーやベナレスからのカトマンズ行きの便数は多いので、事前に手を打つまでもないかなと考えています。 印パ間は政治的には最も対立関係が激しいですが、唯一の通過ポイントはずっと維持されてきているようなので、ここ数ヶ月で状況が激変する可能性はほとんどないでしょう。 恥ずかしながら、ヨーロッパ以外での陸路による国境越えは今回初めてなのですが、いずれの国も訪問自体は初めてではないので、なんとかなるだろうと、それほど心配はしていません。 ただ身の危険を感じた時は、躊躇することなく旅行を打ち切って、帰国する算段をはかりたいとは考えています。