7月下旬ニースに3泊、マントンに1泊しました。初の南仏でした。ホテルやお店に、私が不安げに入っていくと、中から「ボンジュール!」と声をかけてくる人がいます。私のその時々の気分・疲労感やちょうど目が合ったか否かによって、「ボンジュール!」と即返答できた時もあれば、無言で終わった時、遅れて聞こえないくらいの小声で返答した時もあります。
相手がそこのスタッフであることが明らかであれば即返答するのでしょうが、井戸端会議に来ている近所の人なのか判然としないことも多いです。でも、私の場合結果的に皆そこのスタッフでした。
以上のように心ならずも挨拶の仕方に差が出てしまったことで、私が痛感したことがあります。なんと、挨拶して以降のスタッフたちの私に対する応対が、元気に挨拶を交わした人と、そうでなかった人とで明らかに違うのです。元気に挨拶を交わした人は、その後私に対してずっとにこやかに優しく接してくれたのに対し、そうでなかった人は、私が声をかけても無視したり、普通大目に見てくれそうな私のミスを敢えて咎めたりする、といった具合でした。
わずか4日間の滞在ですので、私の体験はレアケースだったかもしれません。しかし、短期間なら尚更気持ち良く過ごしたいではありませんか。「スマイル¥0」と同様に、「ボンジュール!」は0ユーロです。