おっさんひとり,バルト3-1+フィンランド見聞録 その9の2. 9月28日 フィンランド・ヘルシンキの続き トラムで国立博物館へ。かつての教会を改造。入口では番クマがお出迎え。 ロシアのからの圧力を比喩的に描いた『コルボーのマドンナ』など絵画も充実。 アルヴァル・アールト設計のフィンランディア・ホールが向かえにあるのでそちらにも寄る。 白い外壁板は白樺皮細工のような緩やかな起伏を持たせ,白一色の単調さを補完している。 残念だがアルヴァル・アールトの作品はこれだけでしんぼう。アラビア社の花瓶,AALTOも 彼のデザイン。 フィンランディア・ホールはコンサートホールとして使われ,来月に来日する 『フィンランド放送交響楽団』の出発記念コンサートも宣伝してあった。 ちなみに岐阜公演チケット購入済み。 19時から国立オペラ劇場でのオペラ『マノン・レスコー』のチケットも当日買えたので 出かける。適度な広さの落ち着いた館内。衣装は時代背景にあわせた物だが,舞台作りが 白と黒,えんじ三色を基調にしたスッキリとしゃれたもので好感をもてるセット。 はかない(実はわがまま)マノン役も体型は別にして良かったし,他の役者やオケも頑張っていた。 字幕がフィンランド,英語で出るが舞台外の上部に投影され,これも目障りにはならず,日本のように 両袖でされると,つい端ばかりに目が行き,舞台中央に集中できないのに比べても良好。 値段も安い。キャパが日本より小さいのに18から68ユーロ。日本では会場費や経費が かかりすぎるのか?終演は22時過ぎ。宿へ戻れば食堂は終了。 仕方がないので並びのスペイン料理へ行けば,パスタの不味いこと。パスタは南欧か日本に限る。 日本人団体も利用する利用する大きな宿なのに排水が悪く,風呂水を抜けば床にあふれ あわててフロントに電話して善処を頼む。結局,翌日も一緒で直っていなかった。