退会ユーザ @*******
05/10/10 06:07

おっさんひとり,バルト3-1+フィンランド見聞録 その8の1.

9月27日 ラトヴィア・リーガ→フィンランド・ヘルシンキ

 ラトヴィア最後は『戦艦ポチョムキン』などのモンタージュ手法による映画で有名な映画監督
セルゲイ・エイゼンシュテインの父,
ミハイル・エイゼンシュテイン Mihails Eizenstein(1867-1921)の建築を見る。

 独で起きた建築のアールヌーヴォー。ユーゲントシュティールがここラトヴィアで更に特異化され,
過剰装飾とデザインの特化がされ,気味悪いほど。←それが面白くもあり。
時間的にミハイルの作品が集中しているとこに出かけた。現物を目の当たりにすると時間も忘れ,
撮影と観察に集中。

 一軒,中庭に入れて貰ったが,表のデコレーションに比べ,裏側は何の変哲もないレンガ肌。
裏は手をかけていない対比も面白い。
有名な螺旋階段のある家は外装工事中。工事の人にお願いして階段を見せて貰う。
ここも不思議なエネルギーを感じさせる。

 時間も迫ってきたので昨日は入れなかった聖ペテロ教会へ。
1941年の空襲で炎上し,戦後に再建された塔へリフトで上がり,地上72mからの市街を展望。
一階の精緻な木組みによる主祭壇も秀逸。撮影不可をお願いして撮らしてもらう。

 更にリーガ大聖堂と聖ヨハネ教会と。後者の赤レンガを白い天井ヴォールトに
アクセントに用いた安上がりともいえるアイデアにも感心。
  
その8の2に続く。
  

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1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    05/10/10 06:09

    おっさんひとり,バルト3-1+フィンランド見聞録 その8の2.

    9月27日 ラトヴィア・リーガ→フィンランド・ヘルシンキの続き

     空港へ行く時間になり,路線バスで空港へと。空港へはいる手前に野ざらしのスホーイ発見。
    どうも野外展示のようでミルのヘリなどもある。知っていたら早く来て見たかった。

     空港でとりあえず残りすぎた(笑)通貨を日本円に両替。一万円札が二枚しか用意していないそうで
    残りはユーロに。後から計算したらユーロレートの方がお値打ち。
    ラッツ=日本円,変動相場。ラッツ=ユーロは固定。ユーロ=日本円は変動。すべてユーロに換えていた
    方が有利だったようです。

     出国審査でトラブル。わたしの旅券を何度もスキャンしたりページをくったりして首をひねり,
    隣席にも聞いている。リトアニアの入国印と陸路でラトヴィア入りした
    経緯を話して無事に出国印をもらう。(汗)

    フィンエアのラウンジでくつろげば後から来たおやじ,のべつ幕無し,立て続けに大声で携帯電話。
    周りの人も顔をしかめる。別の部屋に避難してもそこまで聞こえ,終わったと思ったらまた別の
    電話をかけている。ラウンジを逃げ出し,搭乗口へ逃げる。ここの方が人は多いが,はるかに静か。
    普通はラウンジの方が静かで落ち着いているのに・・・・・。

     飛行機は BA と Fin のコードシェアの Aero Air。機体はターボジェットプロペラの ATR72。
    小気味いい振動と音。高度も稼げないので雲が切れれば地上も大きく見える。プロペラ機はいいナー。

     ヘルシンキ・ヴァンダ空港到着。入国審査官「こんにちは」「ありがとうございます」と
    日本語で応対。そういえば場内表示にも日本語で「出口」とか「手荷物受け取り」とか。

     ここからバスで市内へと。5.20ユーロ,約700円。40円で空港までのラトヴィアから来た
    わたしには物価の高さが・・・。あすから高い物価と新たな通貨換算が待つ。
             同じ過ちはもうゴメン・・・・・
      

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