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05/10/10 06:01

おっさんひとり,バルト3-1+フィンランド見聞録 その3.

9月22日 リトアニア・ヴィリニュス→カウナス

 約100km離れたカウナスへと移動,約1時間半。15リタス,約600円と交通費と食費の安い国。
到着したバス・ターミナルから旧市街へと向かうので付近の人や切符売場で尋ねまわり,
トロリバスで向かうが,ウトウトしていて目覚めたら終点。そのまま居座り,発車を待ち,
再度,乗り換え,無事に旧市街到着。

 宿に荷物を預け,近くの市庁舎広場へ向かえば,旧市庁舎は全面補修で足場がかかり,
壁面も見る影なしでガッカリ。足元のロウ工場遺構もガラスが結露し何も見えない。
 しかし,街並みも人間も落ち着き,しっとりした街で気に入った。
 
 カウナス城の残った城壁を見てから,近くのバス・ターミナルで郊外の『第9要塞』行きへのバスを
探すとミニバスの運転手が客引きに来る。まるでタクシーの客引きみたい。
 普通のトロリなどのバスは 0.90 Lt だが,ミニバスは 1.50 Lt 。このミニバスで向かう。
 
 郊外のそこへ無事に到着。運転手が帰りは〇〇分後に通るから又,乗れってホント,あんたの
予定にあわせて見学できるわけ無いのに・・・。(笑)
  
第9要塞博物館 Devintojo Forto Muziejus

 予約がいると思っていた19世紀のロシア時代の地下壕(ガイド必須)もその場で受付。
たった一人に,きれいなお姉さんの英語ガイド付きで地下に広がるそれを二人のみで?危なくないの?
 久しぶりに,何とかわかる言葉?をやりとりしながらの約30分。
思った以上に長大な地下トンネルで結ばれた地下要塞。
 同じように1から8まで各地に造られたそれの展示と解説もあった。

 また,ここはナチスによって5万人のユダヤ人が犠牲になった収容所としても使われ,
それらの展示が杉原千畝氏の業績ともあわせ,紹介されている。
 屋外には収容所から脱出した遺構とかトーチカ,鎮魂のための大きなモニュメントもあり,
ガイド付きで15リタス,約650円は感心。

 帰りのバス停で待てば,今度は長距離便が止まる。それで旧市街へ戻り,聖ペテロ教会へ行けば,
ここの正面祭壇も補修中で目隠し・・・。
ヴィタウタス大公教会やベルクーナスの家などを見ながら旧市街を散策。

 宿で一服後,適当な食堂へ行けば可愛い娘さん,ドギマギしながら注文取り。
さすがに赤カブスープの連続は飽きたので,地元のサラダ及びソーセージとポテト料理。
ここもお安くお値打ちでおいしかった。
  

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