やはり低毒性ですね とても有用な情報です。今、一番欠けているものではないのでしょうか。 当初、メキシコでは感染者が千人で、それがすぐに二千人。死者も60名程度が、 一気に150人。まだ断定はできないが、これが正しくなかった。 米国で多めに見て1%の死亡率で、実際はそれ以下であること、SARSや H5の模擬実験での数値とは全く異なります。ヒト-ヒト感染は弱いか、 通常のインフルエンザと変わらないと思います。 また、本当に今回のウィルスには過去の記憶(抗体産生に関して です)が効かないのか。これがゼロなのとある程度効くのとは 大違いでしょう。少なくともかなりドラスティックな変異である ことは確かですが、昨年に発表された研究結果では、1918年の 流行を生き延びたかたには、今でもしっかり記憶が残っている そうです。H1N1型のトリからの変異が人間に感染能を持ったときに 比べ、安定に存在する同じ型であるために、感染力も低い可能性 があります(あくまで憶測なので信じないでください)。 やはり、騒ぎすぎ、過剰反応です。むしろ、危惧するのは、 『新型なんか大したことはないのではないか』と人類が思ってしまう こと。むしろ、今回教訓を生かし、不具合を洗い出し、今後の 『戦』に備えることが重要でしょう。