レポート

「チップ」再考

公開日 : 2011年01月09日
最終更新 :

チップについて,以下の興味深いログがあったので,再考してみます。
http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/377366/-/parent_contribution_id/377366/

そもそも,チップというのは,ある個人が特定の個人に対して,感謝の気持ちを込めて払うものではないでしょうか。

アメリカのチップは高い,と言われていますが,それには理由があります。アメリカの高級レストランへ行くと,必ず1人だけ「テーブル係」(ウェーターかウェートレス)がいて,初めから終わりまで面倒を見てくれます。彼らは提供される料理の内容を熟知しています。「本日のメニュー」については,材料から料理法に至るまで,詳細に説明してくれます。ワインリストの中身をすべて知っており,ワインの特徴を教えてくれます。ワインを選ぶと,“Nice selection!”などとお世辞まで言ってくれます。4-5人でテーブルを囲んで,全く別々のものをオーダーしても,決して間違えずにオーダーした人の前に提供します。途中で「お味はいかがですか」などと聞いてきます。その間に,客とテーブル係の間には,なごやかな会話がはずみ,交流ができます。チップはこのような専門的で人間的なサービスに対する対価として支払われます。だから,15-20%は高くないのです。チップはすべてテーブル係がもらいます(クレジットカード払いでも)。だから,彼らは一生懸命やるのです。

欧州でも,もしそれだけのサービスが受けられるなら,私は喜んでチップを払うでしょう。ただ,英語がアメリカほど通じるところが少ないので,客との交流は難しいと思います。

単に皿を運ぶだけのサービスにチップを払う必要はありません。ファーストフードもそうです。では,先トピの場合はどうでしょう。ツアーなので,「団体料理」で皿を運ぶのは多分,数名でやるでしょう。客との会話も交流もありません。なのに,ツアーコンダクターは「チップを払え」と言います。一体,だれに払うのでしょうか。払われたチップはどうなるのでしょうか。店に行くか,複数の係の間でケンカになるか,いずれにしても意味のないことになります。

「枕銭」はどうでしょう。客が落としたものか,だれに支払われたか,分りません。もしハウスキーピングが,あて先のないお金を取ったら,ドロボーになります。それを許しているホテルがあれば,それは教育不足です。と言えば言いすぎでしょうか。

私たちはチップについて,もっとしっかりした考えをもつ必要があります。チップには必ず特定の相手がいること,常に感謝をもってすること,この2点があれば,いくらとか,何%とかいう基準はあまり大切ではありません。(念頭におく必要はありますが。)

日本の旅行会社ももっとこの点について考え,ツアーコンダクターを教育してほしいものです。

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9件のコメント

  • 11/01/12 05:08

    Re: 「チップ」再考

    >逆に絶対に渡してはいけない相手や渡すと失礼になる相手、通常は渡さない相手
    * 連邦公務員(法律で禁止されています)

    これについては私もそうだと思っていたのですが、例外がありました。
    郵便配達人は連邦の公務員ですが、クリスマス時には、20ドル以下
    の金品ならば受け取ってもいいという規定があります。
    それ以来、私はクリスマス時にはスターバックスコーヒーの20ドル
    のギフトカードを渡しています。
    すると後日、郵便局作成のクリスマスカードにthank youと書かれた
    カードが送られてきました。

    まったくチップはややこしくて、頭いたくなる。
    でも仕事をしてくださる方々がいらっしゃるから、快適にすごせるのだから、
    常に感謝の気持ちを持ち、それをチップという形で表せられるのは、考えよう
    によっては、便利なのかもです。

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  • 以前の投稿のご紹介

     はじめまして、ドラコンと申します。

     このテーマでは、以前にも投稿したことがありますので、以下にリンクを貼らしていただきます。よろしければご参照ください。

     http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/page/4/-/id/227181/-/parent_contribution_id/224503/

     http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/page/4/-/id/227586/-/parent_contribution_id/224503/

     http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/page/3/-/id/272216/-/parent_contribution_id/88359/

     http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/page/3/-/id/272219/-/parent_contribution_id/88359/

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    11/01/10 17:26

    ドラゴンさん

    ドラゴンさん、こんにちは

    過去投稿拝見させて頂きました。
    2点だけ、ちょっと気になった部分に感想を書かせて下さい。

    > 接客業に携わる人であれば、先にチップを渡しても失礼にはならないと考えています。

    僕はチップを受け取る側で、先にチップを渡されるお客さんがたまにいらっしゃいます。
    ただその場合、心の中ではちょっと苦笑いしてしまいます。
    (リムジンの運転席に座る前は、後部座席に客として座る事の方が多かったので、お客さんの気持ちは判ります)

    これはつまり、
    > しゅとめにそれをやると、『しかるべき待遇をお願いします』という意味になってしまい、失礼になる」
    と同じで、受け取る方は「チップを弾むからしっかりサービスしてくれよ!」という意味で受け取ります。
    勿論、同業者でも先にチップを貰って大喜びしている連中も沢山居ます、あくまで『僕は』です。
    僕の場合は、『チップの額(有無)に関わらずサービスの質は変えない』というポリシーなので、あくまで最後に頂くチップはオマケなんです。

    まぁ、正直な話では、先にチップを渡されると「こいつ、先にチップを渡しておかないといい加減なサービスしかしないだろう・・・」と見られているようでちょっと自尊心が傷つく部分はあります。
    (繰り返しになりますが、チップを渡さないといい加減なサービスしかしない同業者も沢山居ます。先にチップを渡すというのはそういう意味では確かに効果はあります)

    自家用ジェット機で家族旅行へ行く人の$100と、中流の所得レベルの若夫婦の結婚式での$100では、同じ$100でも価値が違いますから、僕の場合は額自体では判断せず、どちらかと言うと「このホテルに泊まって(こんな御屋敷に住んで)このレストランで夕食をして、それでチップはこの額?」という感じです。
    どんなにチップを弾む気前の良い客でも嫌な客は嫌ですし・・・(笑)
    勿論、外国人(アメリカ人以外)であれば、チップに限らず「文化風習の違う国から来てる人だし・・・」で、なんでもOkです。

    スマートなのは、昼食とか夕食でお客さんをレストランで降ろした時に、たまに「これはチップじゃないよ・・・待ってる間、これで何か食べて」と$20位渡してくれるお客さんがいます。
    つまり、「チップはそれなりの額を後で渡すよ・・」という意味でもありますから、正直な話をするとちょっと期待してしまいます(笑)

    2点目は
    > アメリカでもチップをもらえる職種と、もらえない職種の間に、このようなあつれきはあるのでしょうか。

    日本食レストランなどでは、板さんとチップを分けているような場合もあるようです(多いようです)
    ただ、以前日本食レストランでウエイトレスをしていた日本人女性の友人が「ウチは板さんにチップのX%(忘れました)取られるのよ・・・アメリカ系じゃそんな事しないよねぇ・・・」とぼやいていたのを記憶しています。
    つまり、彼女は「板さんに、取られる」という表現をしていたので、彼女の意思で感謝を込めて「同じ職場で料理を作ってくれている板さんにもおすそ分け」というわけでは無い事は感じました。

    お書きになっていたように、ホテルでもチップをもらえる職種ともらえない職種があります。
    同様に、管理職はもらえないです。コンシェルジェも通常の案内だけだったらもらえないですね。
    職場内ではチップをもらえない職種がチップの件で愚痴ると「だったらチップをもらえる職場に就けば?」と、同じ職種の仲間からもチップをもらえる職種からも言われるようです。
    (世襲制の士農工商じゃないですから・・・)
    実際に、あるホテルで数10年ベルマンをしている顔見知りが「管理職になると収入が減るから管理職の話は何度か来たけど断り続けている」と言っていました。
    あと、同じ職種で転職する事は多いみたいです。
    ペニンシュラのベルマンが、しばらく見ないとフォーシーズンでベルマンとして働いていたり・・・。

    馴染みのクリーニング屋さんはとっても愛想が良くて、サービスも良くて・・・でもチップを渡した事はありません。
    同じモールに入っているレストランでは必ずチップを置いてきます。
    これは不公平というのではなくて、単に『職種』じゃないかと思います。
    同じ会社でも路線バスのドライバーはチップをもらえませんが、観光バス(チャーターバス)のドライバーは必ずチップがもらえます。
    路線バスのドライバーがチップの件で愚痴ると「チップが欲しければ路線バスじゃなくて観光バスを運転すれば・・・?」という返事が返ってくるのが見えているので、彼らは決してチップの事は話題にしないです。

  • 11/01/10 05:36

    枕銭に関して

    あと枕銭に関してですが、『アメリカ人は置かない』とか『日本の旅行会社がでっち上げた都市伝説』などと言い切る人も居ますが、明らかな間違いと思います。
    アメリカ国内の旅行関係やその他のフォーラム・Q&A・情報サイトなどで、ベルマンへのチップ相場とかルームサービスのチップ相場とかと同様にHouse Keeping(メイドさん)へのチップの相場や渡し方などが無数に見つけられます。
    つまり、『渡す事が前提』で、相場や渡し方が議論されたり情報提供されたりしています。
    ただ、ホテル業界の統計によるとベルマンやウエイトレスへのチップは年々上昇傾向にあるけれど、メイドさんへのチップは年々減少傾向にあるそうです(置かない人が増えつつある)
    これに関してそのサイト(URLは失念しました。ホテル関連の業界サイトです)、「ベルマンやウエイトレスは相手が目の前に居るので渡さないわけにいかないが、メイドさんの場合は相手が目の前に居ないので渡さない(ケチる)人が増えつつあるのだろう」と推測しています。

    ベッドメイキングが昼と夜の2度入るホテルでは(夜のベッドメイキングはTurndown Serviceと呼ばれます)、チョコレートなどと一緒に『この部屋はxyzが担当しました』という、名前の部分だけが手書きのカードが添えてありますが、これはホテル側の防犯やサービス向上効果と共に、メイドさん本人へのチップ増へのテクニックも含まれていると思います。

    なお、あるホテルのマネージャーと話した時に、「うちのホテルでは『ベッドの上以外のところに置いてある金銭には手をつけてはいけない』と指導している」とおっしゃっていました。
    (Thank youと上書きされた封筒に入った数ドルや、メイドさんへのメモが添えられている場合はどこに置いてあっても受け取ってOK)

    確かに、僕はホテルでは脱いだズボンを逆さに吊って置くのでポケットの小銭などは必ず出してテーブルの上とかテレビの横に置いておくんですが、(どのホテルでも)無くなっていた事はありません。
    「チェックアウト日にまとめて・・・」を推奨するサイトもありましたが、僕は「たまたま昨日のメイドさんと今日のメイドさんが違うとか、3日同じメイドさんだったのに今日だけ休みだった」なんて場合に可哀想なので毎朝置く事にしています。

    僕はモーテルでも必ず$2位をベッドの上に置いてチェックアウトします。
    モーテルで連泊した事は無いので、僕はベッドの上に$2置いて、テレビの脇に鍵を置いて、ドアを開けたままで(フロントへ寄らずに)出発します。

    ウエイトレスさんたちは下手すると僕なんかよりもずっと高給取りだったりする事もありますが(チップだけで一晩$200位になるレストランは結構あると思いますし)、メイドさんたちって本当に薄給だから、僕にとってはたかが$2だけど、きっと彼女たちには有効に使ってもらえる金銭だろうと思うとそれはケチれません・・・。

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    J@LAさんに賛成です。

    > アメリカ国内の旅行関係やその他のフォーラム・Q&A・情報サイトなどで、
    > ベルマンへのチップ相場とかルームサービスのチップ相場とかと同様に
    > House Keeping(メイドさん)へのチップの相場や渡し方などが無数に見つけられます。

    ラスベガスに宿泊した際、部屋においてある情報誌(英語)に
    やはりtipの相場や渡し方が、各場面ごとにずらっと書いてあったのを思い出しました。

    私も原則「枕銭を置く」派です。
    …原則ってのは、たまに置き忘れて出てきてしまうことがあるもんで…^^;

    > 「うちのホテルでは『ベッドの上以外のところに置いてある金銭には手をつけてはいけない』と指導している」

    ということは原則としては「ベッドの上に置くもの」なんですね。
    私はいつも一言メモを添えてサイドテーブルに置いています。
    直接渡すことはできないけれど、一言お礼は伝えたいと思うので。
    連泊が多いので「無料のコーヒーをちょっと多めにほしい」とか
    たまにリクエストを書いて、プラス$2くらいすることがあります。
    そしたら本当に「どっさり」置いてくれます^^。

    ボストンで宿泊した際には、チェックインの際封筒を渡されて、
    Housekeepingへのチップは最後にまとめて入れていただけるとありがたい、
    というコメントが書いてありましたので、そのようにしました。

    ずーっと前のガイドブックでは、「荷物1つにつき$1」とか、
    何でも$1と書いてある印象でしたが、最近は、やはり$2かな、と思います。
    以前に比べて、通貨価値も変わっていると思いますし。
    10年前と同じということはないですよね。

    私もアメリカでの経験が一番多いので、他の国のことはわかりませんが、
    そうやって感謝を表すことができるのであればぜひ、と思います。
    それから、JおにいさまのService ChargeとGratuityの違いの解説、大変分かりやすかったです♪

    ところでちょっとずれますが、
    Jおにいさま、新年のご挨拶にメッセージ送らせてもらいました♪
    今年も引き続き宜しくです~。

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  • 11/01/10 05:25

    カリフォルニア州の労基法上は・・・・

    一晩寝て起きるとすごい量の書き込みで驚いています。
    チップに関しての話題は(過去ログも拝見しましたが)盛り上がるんですね。

    まずたびとーくさんが疑問に思われているツアコンさん(現地ガイドさん?)の言動について僕が思ったのは、「ヨーロッパでは旅行会社手配の食事にチップが含まれていないのかも?」です。

    アメリカの場合は、団体で食べて旅行会社が一括で後払いの場合も個々でミールクーポンで食事する場合も、15~20%のチップが含まれています。(旅行会社で手配業務をやっている(やっていた)友人/知人が結構多数居ます)

    ヨーロッパはまったく判りませんが、チップの率や慣習が制度化してないようなのでもしかすると旅行会社はチップ分を支払いには乗せていないのかも知れませんね。

    アメリカの場合は、チップを受け取る業種は年末に課税対象になります(申告義務があります)
    確かレストランなどの雇用主は従業員の推定チップ額(伝票単位で判りますから)を申告する義務もあったと思います。
    僕の業種も一応チップを受け取る業種なんですが、うちの業界は特殊なのですが(アメリカ人も戸惑うジャンル)一応事業主として労基法を調べた時の結果では
    カリフォルニアの労基法ではチップ(別の呼び名でGratuity)とサービス・チャージは別物として扱っています。
    * チップ/Gratuityは、『客が任意の額を担当者に払う』もので、雇用主が搾取すると労基法違反になります。
    (ただし、従業員の意思で数人の従業員同士で分配したり、均等割りすることは合法です)
    * サービス料は『客と企業との間で事前に定められた額を支払うもの』で、それを従業員にチップとして全額渡すのも折半するのも雇用者が全額を歳入として受け取るのも、企業側の自由裁量となっています。

    つまり、伝票や契約書などに『サービス料20%』と書かれているものは、担当者に全額渡しても10%しか渡さなくても、それは経営者の自由裁量で合法なんです。

    たとえば、レストランと違ってホテルなどでのパーティ宴会場(ボールルーム)などは(日本だと結婚式会場?)は、個々の客がウエイター/ウエイトレスにチップを払うという事はしませんが、事前契約書で請求総額には%のサービス料が含まれています。
    ほとんどの企業はこれを全額担当者たちに分配しますが、仮にこれをウエイター/ウエイトレスたちに一銭も渡さなくても合法なんです。

    それと、カリフォルニアの労基法では『チップを推量して最低賃金を設定してはいけない』となっています。
    つまり、『うちの店のウエイトレスは平均$4/hのチップを受け取っているので、店からは時給$4支払う』というのは”カリフォルニアでは”違法です。
    (最低賃金=連邦規定$7.25、カリフォルニア労基法$8.00)

    ただし、50州すべてまちまちなので州によっては『特定の業種に限り』チップ収入を推定して最低賃金以下で雇用することを認めている州もあります(多いです)

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  • 退会ユーザ @*******
    11/01/09 19:28

    Re: 「チップ」再考

    たびとーくさんの書き込みはQ&Aではないので補足として書かせていただきます。チップについては常に、年に1回はここでは議論があります。今までの議論の中で、もっとも白熱したいい議論はこちらです。
    http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/224503/-/parent_contribution_id/224503/
    ここで書かれているボルドーさん、最近見えませんが、その業界の方です。

    私も長い間、チップは心づけと考えていたのですが、この議論を見て少し考えが変わりました。アメリカの場合は、HOURLY のサーバーの給料はきわめて安く(時給5$ぐらいから)、経営者はチップを俸給の一部として顧客から受け取ることを認めざるを得ない。従ってチップをしらない観光客には、強要することもあるみたいです。私自身もレストランでクレジットカードのスリップに予めかかれたことが3回ほどあります。

    アメリカ以外は各国、習慣のある国、ない国とさまざまです。10%でも十分な国、つり銭でいい国とか? ここよりも進んでいるTRIPADVISER の英語版には、すこしいい情報があります。
    http://www.tripadvisor.com/Travel-g191-s606/United-States:Tipping.And.Etiquette.html
    WIKIPEDIA でも各国別によく書いてあります。引用される方も多いと思います。
    http://en.wikipedia.org/wiki/Tip_(gratuity)

    さて、枕銭ですが、サイドテーブルに置くものではありません。あくまでもベッドの上に置くものです。81年にはじめてアメリカへいったとき、サイドテーブルにおいてももって行きませんでした。気がつくまでに少し時間がかかりました。

    ここで議論になっているツアー添乗員のチップに関する発言はようするに、商売上の都合? 日本人客はよくチップをおいてくれる。歓迎されるようになる。旅行社としては契約がやりやすい。または、レストランでも断られることがない。それだけのことと思いますが、….

    チップについてはアメリカ人もヨーロッパへ行けば分からないことで、日本人旅行者が知らなくても恥ずかしくはありません。

    またまたお邪魔しました。

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    ありがとうございました

    大変参考になりました。

    アメリカのサーバーの時給が最低賃金以下,というのを初めて知りました。逆に,チップがあるから最低賃金以下でも許されている,ということでしょう。階級社会アメリカの一面を,また見てしまいました。

    日本や欧州のように,チップに期待しない世界が一番いいですね。その中で,やはり気持ちよくチップを払う自分でありたいと思います。

    皆様のご意見,大変参考になりました。

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  • チップは

    たびとーくさん、こんにちは

    今、世界中でチップは死にゆく文化ではないかと感じています。
    そのため、何十年も前のウンチクは何の意味もなくなっているのだと思います。
    しかし、ツアコンのマニュアルには昔と同じことが、書かれているのではないでしょうか。

    「日本のレストランでは、サービス料が自動的に請求されるのですが、海外ではその分をチップとして払わなければならない」という、もっともらしい解説がまかり通っていますが、その分安くなっているとは思えませんから、単なる習慣の違いではないかと考えています。
    オセアニアやヨーロッパでは、基本的にチップは必要ないと思います。基本的なサービスは、料金の中に含まれているという考えがすでに普及していて、特別なサービスに対して感謝の気持ちを支払うという事ではないでしょうか。
    おっしゃるとおり、オーダーの相談にのってもらう、ワインが減るとすぐに注いでくれる、記念写真を撮ってもらう、食材のウンチクを教えてもらうなど、食事を楽しめる努力に対しては、きちんとチップを払っているつもりです。
    USAではまだチップを払う習慣が残っているようなので、現金で支払うお客はみな、何がしかのチップを置いているようです。
    ツアコンが「レストランだからチップを置くように」というのは、多分マニュアルに書いてあるからでしょうが、昔、「日本人はチップの払い方を知らないから教えてやる」という海外音痴に対する上から目線があったように感じられますが、いかがでしょうか?

    さて、枕銭ですが。
    この地球の歩き方のホテル用語集の中にも、Pillow tips = 「枕銭」と書いてありますが、このPillow tipsというチップは本当に存在するのでしょうか?
    Pillow talkはよく読んだり聞いたりしますが、この「枕銭」は聞いた事がありません。
    私のつたない英語力では、Pillow tipsは「枕についての豆知識」のように思えるのですが、英語に詳しい方にご教授いただきたいところです。
    私は最近はUSAでも基本的には枕銭は置かず、何かの理由で大量のゴミが出たときなどには、ゴミをベッドサイドにおいて(もちろん捨ててくださいと書いて)、サイドテーブルにチップを置いています。

    日本にも、かつて日本旅館に泊まる時には部屋付きの女中さん(差別用語)に、付け届けを渡す習慣があって、それと混同して日本にも定着した習慣だと思われます。

    アジアでのチップはまたちょっと違うように思われますが、長くなったのでその話は次の機会にします。

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    ハッハッハッ

    Pillow talkの方が面白いですね。いいネタがあれば教えて下さい。

    Pillow tipsは仰るように,「枕についての豆知識」です。「枕銭」を言うなら,"Tips under the pillow"でしょう。

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  • 同感です。

    たびとーくさん こんにちわ。

     チップの支払いについては、あなたの考え方に賛同します。いかに自分が良いサービスを受けたか、感じるものがあるか、あるいは何か頼んで要求どうりかへの対価だと考えます。(ガイドブックなどでは、EX:10~15%などと目安を表記しているだけです)

     私も海外旅行の日本人だけの団体ツアーは、これまで選択したことがなく、足と宿だけ決めたツアーを初めは選択してましたが、2・3回のみで後は個人旅行です。現地でのツアーの日本人(在住者)ガイドでそんな(レストランなど)経験はあります。同行の日本人って素直に従うなあーと感じました。ツアーで会話の出来た家族にはお話をしましたが、後は自己判断でと。
    しかし、団体ツアーだと出さないわけにはいかないという心理も働くのでは?
     今でも日本人は急成長している某国人に比べて、いいカモなんでしょうかね。あるいは・・・? 残念です。

     ハワイでの出来事ですが、ホテルで知り合ったアメリカSD在住の男性と夕食に行って、タクシーでの帰りが午前12時過ぎだったけど、メーターは$11.45、キャッシュで支払おうとしたら彼氏が$12でいいと合図するので$12で「OK?」と聞くと、大丈夫でした。ちょっと、私自身、首をかしげました。

     しかし、海外ツアーには顎足宿つきで、日本語だけしか話せなくても出かけられる時代ですから、ツアーガイドも簡単に済ませるには表面的な説明で済ませる人もいると思います。
    私もチップについては、自分の判断ミスで支払わなかった失敗談があるのでね。
    いいスレの提供ですね。

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  • 11/01/09 12:05

    ドイツ

    >一体,だれに払うのでしょうか。払われたチップはどうなるのでしょうか。店に行くか,複数の係の間でケンカになるか,

    ドイツもテーブルの係は決まっていますから、注文を出すのも、勘定もすべて同じ人にします。たまたま他のウェイター、ウェイトレスが通りかかってその人に何か頼んでもテーブルの係の人に言うようにと言われます。彼らが交代や勤務時間が終わって帰る時は、こちらが食事の途中でも勘定をするよう言ってきます。

    さてチップをどうするかですが、少なくともチップが店の収入になることはありません。あくまでウェイトレス、ウェイターの収入です。そこから先は店によって事情が違います。その人個人の仕事が評価されたのだからその人の収入になる店もあれば、従業員全体の仕事に対する評価と考えて、あるいは平等の原則で一旦チーム全体のチップを集め、頭割にする場合もあります(これはたぶん少数派)。

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    個人の場合は,そのとおりです

    私が言っているのは,ツアーのことです。

  • 11/01/09 11:42

    枕銭

    枕の下に置くからいけないので、もし渡したければ、サイドテーブルの上にある電話機なり電気スタンドの下に挟むか、メモを添えておけば良い。

    僕の場合、連泊する時には置くことがあります。

    インドではチップを置かなかったら、3日間シーツが替えてありませんでした。もちろんトイレにもタオルを持った男がいたが、自分のハンカチを使い、1ルピーも渡さなかったですが。

    宿やレストランの格式を考慮(TPO)すればいいのでは? 一律にチップをきることはない。

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    退会ユーザ @*******
    11/01/09 12:39

    チップを置かなかったら、3日間シーツが替えてありませんでした

    チップとは関係ないのでは?
    連泊の場合は替えない事もあります。