レポート

山梨ワインツーリズム2010  勝沼編後編

公開日 : 2010年12月26日
最終更新 :

 国道20号バイパスから歩いて数分くらいの場所にルミエールワイナリーがあります。
http://www.lumiere.jp/

 前に新酒祭りのレポートを書きましたが、今日が違うのは新酒販売解禁日以降だ。というだけ。ショップはすごくにぎわっていて、屋外では有料の「飲み放題イベント」もやっています。例の少し不思議な品種であるミルズを買おうかと思いましたが、甘口ばかり増えるのも・・・と思って断念。それでも数種試飲して(!)そのまま下ることにしました。

 ここからはいくつか「道」があるのですが、東に向かうと、勝沼酒造、岩崎醸造、蒼龍葡萄酒・・と数か所のワイナリーが集中するところがあります。私は北上して麻屋葡萄酒へ。
http://www.asaya-winery.jp/

 二階建ての昔風の建物の二階がかなり大きなショップとなっていて、そこで試飲もできます。ここもお店の人と話しながらわいわい試飲・・・という感じですが、昨日のかいてらす試飲で目星をつけていた「花鳥風月麻屋ブラン」という甲州とピノブラン交配種である「甲斐ブラン」という品種の辛口ワインをゲット。他のワイナリーでも「○○の交配種」というのはそこそこあって、この辺は試行錯誤なんでしょうか。マーケットでおいしい。となれば、定着するのでしょうけど。これはドライ・・・と呼んだ方がいいくらいのすごい辛口。

そして最後にこのワイナリーの道を隔てて真向かいの中央葡萄酒、グレイスワインへ。
http://www.grace-wine.co.jp/

 やはり歴史のある建物の前で数種類の試飲。相対的に規模が大きいのと、知名度があるせいか、大混雑・・・・。

 ここのグレイスワインが勝沼ワインでは一番メジャー・・・と思いますが、そんなに大きなワイナリーでもなく、意外に思いました。ここは他のワイナリーとは路線が異なり、より「フレッシュなワイン」には、グレイスワインとは別にセレナというブランドを付けて売り出している。
これもそこそこの「量」を作れないとできない芸当で、勝沼のワイナリーにこういう「余裕」があるところはあまりない。

 うんちく系になりますが、山梨、長野というワインの大消費地東京に近いところに大生産地があるのに、なぜ「純正山梨産、長野産ワイン」をあまり見かけないのか・・・というと、やはり絶対的な生産量が少ないから。だそうで、外国のワイナリーの生産量のすごさは・・・・定量的にはよく分かりませんけど、すごいのでしょう。甲州種のぶどうも生産量、栽培面積ともに減少傾向で、せっかくおいしくなりだした「甲州種ワイン」も数年後には飲めなくなったりして・・・・。

 ここでは「グレイス茅ヶ岳」という甲州の辛口をゲット。「大手」の分で買ったのは、ここだけ。で、ここでほぼ時間・・・・16時に近い上、既に数本のワインをかかえて歩いているので、本日は終了。メイン会場に行くバスに乗り込みました。

 郵便局が出張サービスで宅配便をやっていたので、それで配送の手配後、駅行きのバスに乗ります。かなり回ったつもりですが・・・・多分、三分の一も行ってないです。今年は、とにかく数を回ろうということで、秋口からいろいろと図って(?)いましたが、本日で一旦終了。勝沼に関しては、もう一回くらいぐるぐる回るか。とも思いましたけど。

 自宅で飲む分も、半年くらいは「国産ワイン」で賄って行けそうです。

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1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    11/01/04 06:49

    Re: 山梨ワインツーリズム2010  勝沼編後編

    good

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