先日、ベトナムのホーチミンを訪れた。
これほど、危険な国は、初めてである。
道路は、バイクの洪水。
イナゴの大群のようなバイクが、ワーンと音を立てて、道路を疾走していく。
信号もろくにない。
どうやって、道路を横切ったらいいのか、途方にくれる。
地元ベトナム人は、バイクや車の間を縫うように、して、渡っていく。
危険すぎて、マネできない。
暗くなってくると、さらに危険度が増す。
危なすぎる。
ベトナムでは、毎日平均30人が、交通事故で死亡するそうである。
年間1万人以上。
戦争でも、こんなに死なない。
ほんの数日のホーチミン滞在だったが、バイク同士の接触事故を見た。
ホーチミンは、レンタカーやレンタバイク、レンタサイクルを借りる旅行者もいるそうだが、危険すぎる。
移動には、タクシーを利用するべきである。
タクシーにも、白タクや偽タクシー(有名タクシー会社のロゴを車体にペイントした偽物)があって、利用は、大変である。
が、安全には、代えられない。