海外旅行30数回目。ヨーロッパ個人旅行は今回で12回目。音楽を聞きにいく関係で、ウイーン、ベルリン、プラハ、ブダペスト、ローマ、ミラノなどヨーロッパの各地で、ラッシュ時、深夜に、地下鉄は便利なんでよく利用してきましたが、初めて盗難、スリにやられました。
まさか、自分がやられるはずがないとのやはりどこかに油断があったと猛反省しています。
パリの地下鉄1号線。日本人ねらいの地下鉄スリがいると、事件後、「地球の歩き方」を見て再度猛反省。
まさしくそれの類だったんでしょうね。
11月11日、第1次世界大戦勝利記念日の祝日。昼食後、グラスワインを飲み少し緊張感も緩んでいたんでしょう。
家内と2人。午後2時頃にルーブル・リボリ駅からフランクリンルーズベルト駅までの乗車予定で1号線に乗りました。
乗ったとたん、そんなに満員状態ではなく入り口付近に立っていました。それなりに隙間があったのですが、2人連れ?(入り口の簡易座席に座った酒を飲んだ老人が私にしきりに揺れ動く地下鉄なんで入り口付近の真ん中に立つ手すりをもつようしきりに言っていたのでこれも肩から提げたカバンから腕をはなすための誘導か?)の少女のうち1人が小さい判別のしにくい地図を差し出しモンパルナス駅はどこかとしきりに私に聞く。
これまでもどういうわけはヨーロッパの街角で私はよく道を聞かれることが多くそれなりに対処してきたので、同じと思い込んだのが間違いのもと、油断だったのでしょうか?もう1人の少女が座席への方向をさえぎるように両手を広げるしぐさ。でも、、真に受けた私はショルダーバッグの外側においていた地下鉄の地図を広げる始末。
今から思えば緊張感もなく恥ずかしい行動。コンコルド駅に到着するやいなや2人連れの少女はもういいというしぐさで下車。何事のなかったかのようであったが、次の下車駅のフランクリンルーズベルト駅で肩からつるしたカバンをさわると、チャックは開いていないのにおかしい。中を見たら「財布がない、しまった。」。クレジットカード3枚、マイレージカード2枚、そして日本円1万5千円。
落ち込みました。何で、わたしが。前日まではいつも使うクレジットカード1枚しか持ち歩いていなかったのに。
早速、ホテルへ帰り、30分後に日本のクレジットカード会社へ連絡をし、カード使用停止に。また、帰国便の航空会社へ「購入したクレジットカードの盗難を連絡」、さらに加入した保険会社のパリ事務所へも連絡。
現金以外は、カードは使用停止後及び停止前60日前まで補償がさかのぼるということで一応安心、今日までのところ使用された形跡はありません。
まさか、「人一倍用心深い私が」と思うと情けないやら恥ずかしいやらで、投稿をずいぶん迷いましたが、
今後、旅行される方の参考にと書きました。
そうそう持ちあるいていたカバンはこういう感じのものでした。
http://www.amazon.co.jp/Orobianco-%E3%82%AA%E3%83%AD%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B3-OROBIANCO-SALVINA%E3%80%90%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%80%91%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB%E4%BB%98%E3%81%8D2WAY%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%B0/dp/B0049SS7SQ/ref=pd_sim_sbs_shoes_4
後から思えば、手で行く手をさえぎった少女は片手をポケットに突っ込んでいたと家内が言ってましたから「もしかしたら凶器」。そう思うと現金だけですんだことはまだ幸いであったのかも知れません。怪我でもしていたら思うと怖くなりました。
帰国は翌日の夜でしたが、次の日の美術館観光時もカバンのチャックをしっかりと握り締め、また、帰国の機内でも体のそばから離さないなど緊張感でいっぱいでした。
でも、ヨーロッパへはまた行くつもりです。初めて海外へ行ったときのように、緊張感と大事なものは肌身離さずということでしょうか?
それと余談ですが、ホテルの朝食で出会った日本人女性が昨晩パリに着いたが、成田を発つ際、搭乗ゲート付近でスリにあいお金を取られて大変だったとの話を聞きました。そのときは人ごとのようの聞いていましたが・・・。
皆さんも気をつけてください。