その値段では通常乗れません 日系には一応下限料金というものが存在していて、格安のビジネスクラスは 出せない仕組み(単に指導程度のものだったらしいのですが)でした。 これが今年4月に撤廃されたので、日系も自由価格になるはず。 日本以外では以前から安い料金が設定されていましたが、 (1)今や唯一の収入源とも言えるビジネスクラスでの収益を 減らしたくない。 (2)イメージ低下を懸念する。 という理由で、引き下げは諸刃の刃でしょう。 どこもビジネス需要が激減して、背に腹はかえられないのが 実情のようです。 福岡-台北は正規料金で10万円以上します。これは年々値上げ されています。それがエコノミーのプラス24000円で乗れるのなら お得です。 ただし、先に書いたように食事は最悪に近い(年々質が低下)し、 誰かが書いているように、スーツをびしっと着込んだビジネスマン が乗っている訳ではなく、英語もほとんどできない中高年の ツアー客ばかりです。これはホテル同様に東京と違うところです。 意気込んで入っても拍子抜けします。 最新鋭は短距離でも使われますが、福岡便に投入されることはない というだけです。香港-台北ならば、成田やソウルの経由便もある ので、時々フルフラットにもお目に掛かります。 福岡便のA330はボロです。でも短距離なので、シートを倒すことは ないし、たまに機内電源すらない(これは多い)古い機材もあります。 まあ、きちんと客として扱ってくれるというのが最大の利点でしょうか。 欠点と言えば、その次にエコノミーに乗ったさいにがっかり度が増す 程度でしょうか。