09/04/22 08:53

その値段では通常乗れません

日系には一応下限料金というものが存在していて、格安のビジネスクラスは
出せない仕組み(単に指導程度のものだったらしいのですが)でした。
これが今年4月に撤廃されたので、日系も自由価格になるはず。
日本以外では以前から安い料金が設定されていましたが、

(1)今や唯一の収入源とも言えるビジネスクラスでの収益を
減らしたくない。

(2)イメージ低下を懸念する。

という理由で、引き下げは諸刃の刃でしょう。

どこもビジネス需要が激減して、背に腹はかえられないのが
実情のようです。

福岡-台北は正規料金で10万円以上します。これは年々値上げ
されています。それがエコノミーのプラス24000円で乗れるのなら
お得です。

ただし、先に書いたように食事は最悪に近い(年々質が低下)し、
誰かが書いているように、スーツをびしっと着込んだビジネスマン
が乗っている訳ではなく、英語もほとんどできない中高年の
ツアー客ばかりです。これはホテル同様に東京と違うところです。
意気込んで入っても拍子抜けします。

最新鋭は短距離でも使われますが、福岡便に投入されることはない
というだけです。香港-台北ならば、成田やソウルの経由便もある
ので、時々フルフラットにもお目に掛かります。

福岡便のA330はボロです。でも短距離なので、シートを倒すことは
ないし、たまに機内電源すらない(これは多い)古い機材もあります。

まあ、きちんと客として扱ってくれるというのが最大の利点でしょうか。

欠点と言えば、その次にエコノミーに乗ったさいにがっかり度が増す
程度でしょうか。

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