過度の期待は禁物だがその値段ならば お得でしょう。 フライト時間からすると福岡台北です。 大凡ですが、ビジネスクラス(Cはあくまで予約クラスで、 その値段ならばCやJクラスはあり得ず、おそらく団体用の 料金を使っていると思います)は通常エコノミーの倍程度 です。ですから価格的には相当安い。 ほとんどがA330を使っているので2-2-2配列。すなわち外れ席が ない。777でも真ん中一席だけです。ただし、最新鋭が投入される ことはない。連休とか旧正月以外でビジネスクラスが満席に なることはないので(この路線に限っては)、悪い席になることは まずないと思います。このフライトは香港まで行きますが、台北 香港間は客層ががらりと変わります。ビジネスマンだらけに。 一方、福岡台北間は、ここ数年、中高年のツアー客ばかりです。 肝腎のサービスですが、年々下降線。ついに、食事前の飲み物サービスが 廃止になり、食事後のチョコレートもなくなり、最近は、「そういえば アルコールもなかったなあ。」ということありました(昼間からは 飲みませんが)。食事は、、、、これも不味い。これは断言します。 ただし、後方の席ででるものはさらにひどかったのも事実です。 一ヶ月で両方を比べる機会がありましたが、後方席は、 狭く、往路は隣席ブロックしてくれたため窮屈さからは少しは解放され ましたが、復路は出るに出られない。食事はほとんど投げるように配られ、 なかなか回収されません。さらに、前面モニターは邪魔で、狭い空間を さらに圧迫します。一方、ビジネスクラスは、不味いながらもきちんと 配るし、惨めさはないでしょう。アルコールの好みも聞くし、 ソフトドリンクもそこそこあります。後方席は、コーヒー等もほぼ同時ですが、 前方席では最後に来ます。 優先搭乗はもちろんですが、日本系でやると客から文句がくるためか、 やりたがらない優先降機は厳密です。ですから、真っ先に出られます。 最後に、ラウンジですが、福岡は国内ではかなり悪いJALのラウンジです。 本当に何もなく、ただ空間があるだけと思ってください。 台北のほうもそれほど魅力的ではなく、麺コーナー以外は貧弱。 特にコーヒーが不味い。 期待は禁物ですが、その値段ならお得であることは間違いないでしょう。