ソンクラーン決戦を避けた両派

住民殺傷で急速に国民支持を失い、勢力と闘争資金の建て直し・捲土重来を期すタクシン派と
流血覚悟での完全制圧の機会を逸した?いや元々する気概も基盤もなかった非タクシン派との
利害が一致した、一時休戦というところでしょうか
暴動終結と表現している方々の多くも同様の思いではないでしょうか

一極集中集積のバンコクとその他大部分の地方農村地域との富のアンバランス、中央と北部東北部
の対立先鋭化の懸念、両勢力それぞれが2回の国際会議を潰しあい、国際空港を人質に取る暴挙で
政権奪回に結びつけた勢力が今回は攻守逆転で首尾よく軍をコントロールして空港防衛を徹底できた
ようですが、所詮お里が知れているので海外からの渡航者の不安が消えることは当分ないでしょう

恒例行事となりつつある、首相府占拠も装甲車強奪も幹線封鎖もどうぞご自由にという趣の
警察・軍の態度も、赤シャツ・黄シャツのシュプレヒコールも、冷めた態度のバンコク市民も。。
今回の騒動も彼の地では”出張””春祭り”運動大会くらいのものだったのでしょうか
次の戦は”秋祭り”盆踊り大会になるのかな

赤服軍団の中で、逮捕状が出たのは幹部のみ十数人で、市街地であれほど大規模な破壊活動を
行った暴徒を含む数千人の一般軍団員(傭兵やアルバイトの座り込み要員を含む)が何のお咎め
もなく警察用意の大型団体バスに乗り込み笑いながら故郷へ帰還する映像をテレビで見ていると
ため息と笑いを禁じえません

微笑みの国タイ

マイペンライ

あの”ゆる~い”感じが憎みきれない、なんとも愛くるしい

私も大好きな国です(^_^)

これからタイに向かう旅行者のみなさま
よい旅を







連合、赤服軍団が地下組織化する恐れがあると警告

 民主主義市民連合のスリヤサイ調整役は14日、反独裁民主主義同盟の集会解散宣言は単なる戦略立て直しの為の休戦宣言に過ぎず、今後地下に潜りタクシン体制復活の為に国内広域にわたって過激な動きを仕掛ける恐れがあると警告した。

 その上でスリヤサイ調整役は、政府がマスコミを利用した人心の掌握、住民への正しい情報の提供、職務遂行義務を果たさなかった、ないしは暴徒に与していた軍・警察関係者に対する処分の断行が地下組織化した同盟抑え込みの鍵を握ることになると指摘した

http://thaina.seesaa.net/article/117483145.html

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