ドイツ独特の注意事項(便利だけど・・・)

ドイツは、いろいろとコツがいるので、注意事項を書いておきます。(感覚だけつかんでください。)
ドイツがヨーロッパ有数の治安の高さを誇るという事と、その感覚がわかるのに良い例をあげます。
知らないとリスクにもなりがちなので、こんな感覚です。(便利で不便です。)
まず、ドイツでの車は「みんな法定速度を遵守しています!(だいたい)」(びっくりします。)
ドイツでは、「決まり事」は守ります。
逆に言うと、ここがリスクにもなって、「お休みの日には、断固として”お休み!”です。1日の休息時間も同じです。」
全部守るので、間違った曜日(キリスト教の祭日など)に行くと、「みんな閉まっています!」(別のお祭はやっている事もあります。)
こうした国民性や文化の感覚さえわかれば、これ程、交通網が便利な国はありません。
ですから、日本以外の国で、「電車やバスが時間通りにきっちり来る」のは、ドイツ位のものです。
気を付けておいてほしい事は、「ドイツでは労働基準法があります。バスの運転手などの、お昼休みの”休息を取らなければいけない時間”に働かされていると罰せられます!」
ここら辺の融通のきかなさが、治安の高さと、同時に独特のリスクが生じる場合があるのです。(特に、祝祭日やお休みの時期、時間に注意!)
5月1日のメーデーは、本当にきちんとメーデーですから、交通機関が動いているか?のチェックは絶対に必要です。
この感覚だけわかれば、どこがリスクで、どこが便利か?はわかります。
ドイツは、ワインやビールの国ですから、お酒は本当においしいです。
本場ドイツのビールは、「ビールを、最もおいしい温度で出してくれます!」(日本でのビアホールのギンギンに冷えたのが出てくると思った人はショックを受けるそうです。)
(日本では、ギンギンに冷やしますが、あんな事をしたら味が無くなってしまって、まずいビールでも出せるではないか!とドイツ人は怒ります!ドイツ人のお酒に対するこだわりようは凄いです。)
(ドイツは、ビールの本場なので、フランスのワイン並みに規格とラベルの発行がしっかりしていて、日本の発泡酒をビールとして売ると、こんなのはジュースであって麦ホップ100%で無いと、ビールと呼んではいかん!などとなります。)(おいしいです。ビールなのに、いろんな味があります。)
そこで、本場ドイツのビールでは、いいお店に当たると、「もっともおいしい温度で出してくれる。」ので、ここら辺の好みがわかれます。
自分は、その国の人はその国の料理をもっともおいしく食べれるコツを知っているので、それで食べた方がおいしいです。
(先入観から、日本の缶ビールを飲むのだ!という感覚は捨てて、別の料理だ!と思った方が海外の料理はおいしく食べれます。)
自分は、ドイツのライン河下りの「ローレライの岩」の所のリューデスハイムの甘くてフルーティーなドイツワインが、凄くおいしかったです。(お酒は苦手なので)
本場ドイツビールは、味がもの凄くたくさんありますよ!
このビールの味を、料理の種類によって変えたりしてくれます。
しかし、残念な事に、ツアーなどでギンギンに冷やしたビールにしてくれと、日本の観光客が言うので、「わざわざ、まずい温度(ギンギンに冷やして味が無くなる状態)で出すお店も出てきてしまって、本場ドイツビールの本当の味を知る機会は減ってきています。」
日本の文化を、どんどん押し着せていってしまうと、せっかくの海外旅行なのに、日本にいるのと同じ事になってしまいます。
どこか、注意していかないといけないなぁと感じます。
これは、他の国でも言える事だと思うので、できるだけ現地の人は現地の料理の味の、もっとも良い引き出し方を知っているので尊重していきたいです。
実際には「まずい!」と感じた場合には「先入観!と違うだけ!」の場合が多いです。
違う料理なのだ!と思って食べると、おいしく食べれる場合がよくあります。(もともと違う文化圏の料理なので)

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1件のコメント

  • 09/04/13 23:22

    Re: ドイツ独特の注意事項(便利だけど・・・)

    わかりやすい説明で 有難うございます。
    いながらにして もう 向こうにいるような気分になってきましたぁ・・・
    有難うございます。

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