ボルゲーゼ公園をぶらぶらしていて、ちょっと空模様が怪しくなって来たので
たまたま通りかかった小さな美術館に入りました。
ごく小さな美術館で、あまり期待もしていなかったのですが
なんとジョルジョ・デ・キリコの作品が20点以上。
しかも代表作『街角の神秘と憂鬱』が!
http://www.museocarlobilotti.it/percorsi/percorsi_per_sale/sala_2/mistero_e_malinconia_di_una_strada_fanciulla_con_cerchio
この作品、個人所蔵となっていますが、
おそらくこの美術館の名前のもとになったカルロ・ビロッティのものだったのでしょう。
子供の頃、たまたま教科書か美術書かで見て、強い印象を受けた作品で
まさか実物にこういう形で遭遇するとは、思ってもいませんでした。
ここにキリコ・コレクションがあることは、あまり知られていないようなので
お好きな方の参考になれば、と思います。