日本赤軍はなぜイスラエルを攻撃したのか？

反米反ソ

が表向き？または彼らの立脚点だったからなのでは。ベトナム戦争は、残念ながら
独立戦争が代理戦争に発展したものだったと思います。米国は、ドミノ理論で介入した
わけですし。ベトナム戦争で、北および民族解放戦線側を支援することは、立場上、
思想上はできなかったのではないのでしょうか。

パレスチナ問題などは第三世界の純粋な民族解放運動とみていたのでは。

日航よど号事件、浅間山荘事件、そして海外での事件は衝撃的ですが、
時代背景やその裏に潜むもの（これは簡単に表に出ることはないでしょうが）を
きちんと学校で教えることは、過去にも将来にもあり得ないと思います。
確かに大切な点かも知れませんが、それを教材とした時点で、首になる
でしょうね。

打倒米帝国主義

面白い質問ですね。直接旅行とは関係がありませんが、国際的な問題を考えるには重要な要素かとは思われます。
これに関しては、同じような年代の回答者が沢山おられるようなので、意見も分かれそうですが、私なりの考え方です。

日本における、世界同時革命の目標は、アメリカの強引な世界支配を潰し、全世界で同時に共産主義革命を起こして、アメリカの帝国主義的な支配を崩壊させることでした。
当時共産主義国としては、ソビエト連邦、中国、北朝鮮、キューバがありました。
しかし若干の温度差のため、国内では日共派（左翼）と反日共派（新左翼）に分かれていました。赤軍派は反日共派の先鋒でした。この辺の詳細は、省略しますので調べてみてください。

さて、アメリカは第二次大戦後強引にイスラエルを作ります。
このとき、既にその土地に住んでいたアラブの人民を強制的に追い出して、ユダヤ人の国であるイスラエルを作り、ＵＳＡの武力を持って建国を宣言しました。
これが、今でも続くというか、２０００年以上続いているトラブルに油を注ぐことになりました。
そこで、イスラエルのバックはＵＳＡ、それに反対する追い出されたアラブのバックにソビエトがつくことになってしまいました。
世界同時共産革命を標榜する日本の新左翼は、当然のようにアラブの支持をするようになりました。それが、反米、反イスラエルを掲げる新左翼の誕生となるのです。

今日はここまでにさせていただきます。
質問、反論も受け入れますので、レスをお寄せ下さい。
なお、私はノンポリでどちらに着くという立場は取りませんので悪しからず。

Re: 打倒米帝国主義

早速のご回答ありがとうございます。そういう事情だったのですか。



結局は米ソ冷戦の代理戦争を戦ったというわけなのですね。私はアラブ世界
は第３極で、ユダヤ人をナチスドイツから解放した米ソとイスラエルはそれなりに
近い距離を保っていたと勘違いをしていたようです。


それにしても当時の日本には世界同時革命といった壮大な計画に命をかけてまで
参加する若者たちがいたということに驚いてしまいます。そういった団塊世代の
方々から見れば私やそれより若い世代がさぞ骨抜きになったと映る事でしょう。


旅行とは直接関係のないトピックにご回答くださりありがとうございました。