ルーブル美術館を周るコツや注意(西洋絵画の見方)

ルーブル美術館を周るコツや、注意事項について書いておきます。
まず、ルーブル美術館を効率良く見て周るためには、「大判の絵画」を特に念入りに見てくる事をお勧めします。
ルーブル美術館に所蔵されてある絵画などは、今回のように、日本へやってきたりします。
しかし、「絵画の破損の可能性の非常に高い”大判の絵画”」は、長距離の運搬が困難なために、日本にやってきたりはしません。(フランスでしか見れない!)
ヨーロッパの絵画では、「宮廷画家」などでしたから、「とにかく”絵画”のサイズが大きい!」天井も、もの凄く高いので”絵画”のサイズも大きくなるのです。
「大判の絵画」では、「壁画サイズ」がありますので、これは日本には持ってこれないので、フランスで見れるうちに見てくる事をお勧めします。
次に、「西洋絵画」の特に「モナリザ」辺りになると、「印刷では出ない筆のタッチ」があります。(「モナリザ」や西洋絵画の迫力は実物を見ないとわからないのです。)
実際の「モナリザ」では、「猫のヒゲ程の絵筆で、髪の毛1本1本が描かれています。」(凄かったです!)
現在の印刷技術やデジカメでは、「西洋絵画」は再現できないのです。
次に「ルーブル美術館」での注意事項として、「モナリザ」から順路通りに行くと、すぐに「アポロンのギャラリー」という場所があります。
この「アポロンのギャラリー」だけは特別であって「宝石の展示室」なのです。
ですから「絶対に!ガラスケースにさわらないで下さい!」
自分のツアー中にガイドさんから、「アポロンのギャラリー」だけは「宝石の展示室」なので、行動に厳重に注意して下さい。特に、「宝石」だと「ワー!」とか「ガラスケース」に寄りかかると「防犯システム」が動いてしまうので、絶対にさわらないで下さい。」との注意を受けました。
なんでも、「ガラスケース」に振動が伝わると、「瞬間に中の宝石は下へ落ちていってしまって盗られないように何重にも工夫されていて、その瞬間に防犯ブザーと警備員がすぐに来るので、「絶対にガラスケースにさわらないで下さい。」と何回も注意されました。」
「モナリザ」のガラスケースも同様にさわらないで下さい。と言われましたが、こちらはもともと半径3m位に、近寄れないので、普通にしてていいです。
とにかく「宝石の展示室」がある事だけは覚えておいて特に行動に注意してください。(「アポロンのギャラリー」は写真撮影もダメ。)
しかし、そこでは本物の「宮廷の宝石類」が見られるので、ぜひ期待して行ってみてください。
もの凄く豪華でした!
他のお勧めスポットは、ルーブル美術館の建物に入ってから中庭っぽい所には、彫刻がたくさんあって、とても見事に配置されていてけっこう雰囲気がよかったです。
後は、「西洋絵画」の詳しい見方として「図像学」や「アトリビュート」の本を読んでおくとさらに楽しめるのですが、時間の都合もあるので、ガイドブックか何かを買っておいて帰ってからじっくりと見るのがいいと思います。
「アトリビュート」というのは、西洋絵画の中の小物の意味合いについてです。(「バラの花」なら「愛」について描かれる。などのもの凄い美術規則があります。)(さらに、一緒に描かれているアトリビュートや、配置の仕方で意味が変わります。)(「バラの花」と「キューピッド」を一緒に描くと・・・。とか、その逆もあるので怖いです。)
これがわかると「西洋絵画」は本のように見れます。(ここまで見て本当の絵画の意味がわかるようになっています。)
後は、「ルーブル美術館」と「ベルサイユ宮殿」は「スリ多発地帯!」なので注意して行って下さい!
みんな「アア!」とか「ワア!」とか、豪華な装飾や綺麗な絵画に見とれているうちに盗られてしまうのだそうです。
カメラを構えると、両手があく上に「バック」への注意がおろそかになって、しかも視界が狭くなりますので特に注意!して行って下さい!
自分のツアー中でも「スリ未遂!」があったので、細かい当時の状況は自分の「旅スケ」に書いてありますので参考にしてください。
では、綺麗な景色とかを見ると注意がおろそかになってしまうので、そこだけ気を付けて、楽しんで良いご旅行を楽しんできてください。

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