レポート

スイス旅行のご報告(1)(お礼と感想と質問と)

公開日 : 2010年08月19日
最終更新 :

7月22日チューリッヒin 、同30日チューリッヒoutのスイス旅行から無事帰って参りました。お礼が遅くなってしまいましたが、私の質門に回答して頂いたぼうふらおじいさん、マルコポーロ3さん、 内蔵介さんを始めこのサイトにこれまで関わってこられた多くの方のご意見や感想、情報を参考にさせて頂きました。改めてお礼を申し上げます。

 スイス(セーバー)パスに限らずレールパスを使ったのは今回が初めてでしたが、とても重宝なものだと分かりました。その都度切符を買わなくてよい、というのは特に時間のない時には、気分的にもずいぶん助かります。
バリデーションは空港駅の切符売り場ではなく、インフォーメーションセンター(?)のようなところで、パスポート番号を記入の上して貰いました。
日数の関係で最終日のみ、チューリッヒ中央駅から空港駅までは切符を買わなければならないことになり、中央駅の大変広い構内を歩き回ったにもかかわらず切符売り場がいくら探してもなかなか見つからなくて閉口しました。
ホテルが駅から近かったので念のため前日に買いに行ったので焦ることはありませんでしたし、実際はもちろんどうにかこうにか見つけて、そこで切符を購入したのは言うまでもありませんが、パスの便利さを再確認させられました。
切符の自動販売機はすぐに見かけましたが、上手に?スイスフラン(硬貨)を使い切っていたので、中央駅-空港駅間という少額の切符でもあり、あえて自動販売機のクレジットカードは利用しなかったのですが、実際は少額でも利用して差し支えなかったのでしょうか?

ちなみに、スイスパスはRAILEUROPEの日本支社で購入したのですが、送られてきたパスの印刷が非常に奇妙で、文字間隔が狭すぎて一部重なっているように見えるため現地で通用するのか心配になって電話で確認したほどでした。
対応してくれた人の話では、「言われた通りに印刷しています」ということで、もちろん現地でも見とがめられたことは一度もありませんでした。一種のデザインということなのだろう、と思います。

以上、混乱を招いたらいけないので、私の情報に間違いがあればご訂正をお願いします。このあとは、(2)で報告します。

  • いいね! 0
  • コメント 5件

5件のコメント

  • Re: スイス旅行のご報告(1)(お礼と感想と質問と)

    楽しく拝見させていただきました。
    (私共夫婦は、7月13~20日ツアーで行って来ましたので、あれこれ想い出しながら・・・)

    • いいね! 0
    • コメント 1件
    10/08/20 16:45

    ありがとうございます

    お読みいただいてありがとうございました。めーじむらさんとはほぼすれ違いに近い形で私たちが日本を出発したみたいですね。在スイス9日間の最初と最後を少し雨にたたられましたが、後は順調に行きました。めーじむらさんのご旅行はどうだったのでしょう?

  • お疲れ様でした。 

    crayonさん

    お疲れ様でした。 どうしても移動距離が長くなるので後で疲れが出ます。それとこの暑さです、体調を崩されないようお気をつけください。

    さて ご質問のわかる範囲でのお返事です。

    ①チューリヒから空港駅までの切符の自動販売機はいくら小額でもクレジットカードで無論問題はありません。ここで細かいおつりをフランでもらっても困りますし・・・。

    ②氷河急行は 元氷河急行と呼ぶのが正しいのではといわれています。 アンデルマットを出た列車がなだらかな草地の谷間を抜けて長いトンネル(フルカトンネル)に入る前のレアルプと言う駅から右手の山沿いに上がってフルカ峠の下でローヌ氷河に出て今のオーベルワルド駅へ抜ける路線がもともとの氷河急行路線で、当時は氷河も短の半ばまであり、線路の上部は氷河の上の分かれた部分を横切っていたのだそうです。

    運行期間の6月半ばから10月初めまで。氷河を横切る線路は日々観察してずれを調節していたのだとか。この急坂を上り下りする際がちょうど昼飯時で、そのための急勾配にあわせたのが今でも氷河急行のシンボルになっている傾いたワイングラスです。

    34ー5年ほど前にフルカトンネルが出来て氷河との縁が切れ?たのですが、いまだにこの名前で<出ている>わけです。 許したやってください。

    長時間でくたびれるもう一つの理由は 他のスイスの鉄道と違って線路幅が狭いのに立派な?新型車輌を走らせているのでどうしても横揺れが多いせいでしょう。

    ④ 赤いポストバスは 本来は黄色でしたが実はこの路線は本来のスイスのポストバス路線ではありません。
    レーティッシュ鉄道がベルニナ急行の延長として特別に走らせているルートです。 ですから冬季は運行していません。

    サンモリッツからこのルガーノへはこのポストバスとつないだベルニナ急行と、もう一つはマローや峠を抜けて山の中をルガーノへ抜けるパームエキスプレス(これは正真正銘の黄色のポストバス)があります。

    ベルニナ急行特別あつらえ路線なのでたぶん ベルニナ急行色のバスにしたのではないでしょうか。 これもたぶん近年のことです。 ですから 予約も発券も本来は鉄道窓口で一本が本来です。もちろん別々でも何の不具合もありませんが・・・。

    • いいね! 0
    • コメント 1件
    10/08/19 16:23

    なるほどよく分かりました

     ぼうふらおじいさん、ご回答ありがとうございました。それぞれについて、とても納得がいきました。特に氷河急行のくだりは「傾いたワイングラス」の説明とともに腑に落ちました。なるほど、そうだったのですね。
     ポストバスの色については、事前に乗り場を確かめた際出くわした、運転手と覚しき人に尋ねると「乗り場所はあそこで、色は赤だ」と言うのに私が反応して「黄色ではないの?」と問うと「昨日は黄色、今日は赤」だそうでした。だから赤色と黄色の両方のバスがあるみたいです。
     予約については、鉄道窓口一本でもできるのですね。それでもやはり予約料はそれぞれいるのでしょうね。どうも予約料の趣旨がそうみたいですから。
     閑話休題。ツェルマットのホテルの朝食時に私たちの後ろの席に、どなたかとご一緒して老紳士がおられました。「ひょっとしたら『ぼうふらおじいさん』では?」と想像したりして今回は余分に楽しい旅になりました。

  • 10/08/19 12:25

    スイス旅行のご報告(4)

     ポストバスは黄色と聞いていましたが、私の乗ったものは赤い色でした。この赤色バスはレーテッシュ鉄道のバスで、小さくポストバストと書かれていました。入口で運転手の指示する座席番号がバス本来の座席番号(もそのまま残っています)ではなく、後から貼り付けた番号だったので、混乱している人が何人かいました。
     バスはコモ湖沿いの驚くほど細い道を走ります。道路の両側から迫ってきている屋根に触れんばかりのところもあれば、リゾートへ向かう多くの対向車と簡単にはすれ違うことができそうにもない道をそこそこのスピードで走るのにびっくりしました。そのせいかどうか、ルガーノ駅前に到着した時には、期せずして乗客から拍手が起こったほどです。ちなみに、満員でしたが日本人は私たちを入れて2組だけでした。この日はサン・モリッツからティラーノを経てルガーノまで移動しましたが、都合5時間半ほどの乗車時間で、旅の終わり近くということや、前日の8時間乗車の氷河特急の後ということも重なったせいか、かなり疲れたのでルガーノ泊にしたのは正解でした。その日にうちにルツェルンやチューリッヒにまで「行けないことはありません」(というアドバイスも頂いていました)が、かなりな強行軍になります。ところで、ティラーノまでの鉄道とそこからルガーノまでのバス路線を併せてベルニナ特急と呼ぶ、と何かで読みましたが、予約は一括で出来るのでしょうか?私は知らないままそれぞれを予約してしまいました。
     ルガーノ駅前からホテルのある下町へはケーブルカーがあるということでしたが、見つけ損ねて階段を歩いて降りる羽目になりました。後の祭りですが、翌日、ルガーノ駅の中に乗り場があることを発見しました。
     翌朝、元気だったら世界遺産の要塞のあるベリンツォーナで途中下車するつもりでしたが、流石に疲れてきていたので割愛、雨の中ルツェルンで少し街を歩くにとどめました。なお、ルツェルン駅にはコインロッカーはありましたが、トイレは有料トイレしかなかったみたいです。ただし、自信はありません。道中、特に事故等にも会わず順調でしたが、最後チューリッヒのホテルでチェックアウトした際、カウンターに財布を忘れてきたことに空港で気がつき、送ってもらったのが自宅に届いて、ようやくスイスの旅が無事終わった、という感じです。

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • 10/08/19 12:22

    スイス旅行のご報告(3)

     ベルニナ特急の方が氷河特急よりは景観もよかったように思います。この件に関しては、「チューリッヒから左回りがお勧め」説に賛成です。2時間半という乗車時間も頃合いです。それにしても、見事な橋梁やループトンネル、オープンループといったものは、車内からはよく分かりかねます。あれはあくまでも外にいて眺めて初めて感嘆するものではないか、と感じました。有名なブル-ジオのオープンループも、かって「いいちこ」のCFで、ビリーバンバンの「また君に恋してる」がバックに流れた映像で見ると壮観でしたが、当然のことながら、車内からは先頭の車両に乗っていても外から撮影したようには見えません。写真に撮ってもいま一つです。中間の車両ならなおさらでしょう。ちなみに、このオープンループはティラーノに到着するほんの少し前にありました。
    サン・モリッツ駅からホテルのあるドルフ地区へ行くにはエスカレータがある、ということで探しました。駅を出てすぐを左へずっと行くと建物の中に駐車場があり、その中を突っ切るとありました。
     ティラーノ駅にはロッカーが見あたらず、インフォメーションで尋ねると、駅の切符売り場へ行けとのことで、切符売り場の窓口で聞くと「ここで預かります」と応対してくれた当の窓口係が外に出てきて、通路を挟んだ向かい側の部屋に荷物を入れて施錠をしてくれました。半券を渡され、受け取る際にはその半券を先の窓口で見せると、やはりその窓口係(今度は別人)が鍵を持って出てきて返してくれました。
     ティラーノからルガーノへポストバスで出発するまでに多少時間があったので、駅近くのオープンカフェで昼食を取り、マドンナ教会を見学に行って帰る時間がとれました。ちなみに、駅近くのカフェは混み合っていましたが、マドンナ教会に行く道すがらにはそれほど混雑していないオープンカフェが沢山ありました。
    続きはその(4)で。

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • 10/08/19 12:19

    スイス旅行のご報告(2)

     シーズンなので2等は混み合う可能性がある、というアドバイスもあったのでスイスパスは1等を購入しました。おかげで快適な鉄道旅行が出来ました。
    予約した氷河特急とベルニナ特急以外はどの路線もがらがらでした。しかし、しっかり確認したわけではありませんが、多くの方が言っておられたように、2等にしても座れないほど込んでいるようには見えませんでした。

     ゴルナーグラート展望台でセントバーナード犬を見つけて連れ合いが一緒に写真を撮ったら、「営業(で犬をおいているの)だから勝手に(犬と)写真を撮らないでください」と日本人の若い男性(写真屋さん?)に叱られました。

     旅行先ではどんな服装が必要か、というのは誰にとっても大きな問題ですが、たとえ回答が貰えても、質問者と回答者がどんな体質であるか、に大きく左右されます。私自身は大変な寒がりなので、グリンデルワルトとツェルマットで展望台に向かうときは、冬用のタイツを着用していきました。これでちょうどよかったです。夏、平地を歩くときに着用している衣類プラス、タイツ、登山用のカッパを着ていました。

    グリンデルワルト(標高1034m)とツェルマット(同1620m)では3000mを超える展望台に行くつもりだったので、あらかじめ寒さを覚悟していたためそうでもありませんでしたが、サン・モリッツは思いの外寒くて驚きでした。慌ててベストを着用しました。調べるとサン・モリッツは標高1856mあるそうで、むべなるかな、と思いました。時間の都合で展望台に行くつもりがなかったのでうっかりしていました。

     氷河特急というのはネーミングの勝利だと思います。私がぼんやりしていたのか、氷河らしい氷河は見落としたみたいです。もちろん、景観はなかなかのものだと思いますが、その名前から受けるイメージとはかなり違う印象でした。
    それにしても8時間は長すぎて私たち(還暦前後)には疲れました。連れ合いなどは、下車後、長く船に乗った後のように身体が揺れている、と言っていました。
    日程にもよるでしょうが、途中で降りてハイキングや観光などを入れる方がいいのかな、という感想を持ちました。
    以下、(3)で報告します。

    • いいね! 0
    • コメント 0件