09/04/07 00:50

パリの性犯罪発生統計

ダルタニヤンYHに決められたのなら、宿舎へ戻るとき、注意を怠らないようにしてください。

この地区は、「治安に問題ない場所」ではないとの認識を持った方がいいです。

以下は、フランス政府の犯罪調査所(略してl'OND)が作成した、パリの性犯罪発生場所についてのレポートです。
http://www.forum-auto.com/les-clubs/discussions-salon/sujet1215.htm
2005年のデータを元に、パリの地区別に年間の発生頻度により、色分けした。
図の東端のコウモリが飛んでいるみたいな色の濃いところが、Gambetta地区で、
このすぐ下あたりが、ダルタニヤンYHのあるところです。
右の羽の付け根に当たるところが地下鉄 Porte de Bagnolet 駅のあるところ、
左の羽のあたりが、地下鉄Gambetta駅あたりです。

このGambetta地区は、縦1km、横1.5km程度のところで年間10~13件の発生があり、
パリでももっとも性犯罪の多い地区の一つになっています。
(性犯罪は、レイプが全体の60%、その他性的攻撃など、被害者の88%が女性となっている。)

この調査によると、
被害者が公共交通機関から125m程度歩いた地点の発生頻度が多く、
犯人の家から1.8km以内の地点でほとんどの犯行が行われていると記されています。
(犯人は、遠くまで行って犯行に及ぶわけではないようで、このあたりに住んでいるということのようだ。)

性犯罪があるということは、物盗り等も似たような傾向にあるだろうと推定されます。
(ひったくり等は、人がいても、ひったくって、逃げます。10秒もあれば、犯行可能。)

それと、夜8時を過ぎると、周辺部の住宅地は、日没前で明るくても、人通りは極端に少なくなるので、
明るいから安心というわけではないです。

いずれにしても、気をつけてください。

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