パリの性犯罪発生統計 ダルタニヤンYHに決められたのなら、宿舎へ戻るとき、注意を怠らないようにしてください。 この地区は、「治安に問題ない場所」ではないとの認識を持った方がいいです。 以下は、フランス政府の犯罪調査所(略してl'OND)が作成した、パリの性犯罪発生場所についてのレポートです。 http://www.forum-auto.com/les-clubs/discussions-salon/sujet1215.htm 2005年のデータを元に、パリの地区別に年間の発生頻度により、色分けした。 図の東端のコウモリが飛んでいるみたいな色の濃いところが、Gambetta地区で、 このすぐ下あたりが、ダルタニヤンYHのあるところです。 右の羽の付け根に当たるところが地下鉄 Porte de Bagnolet 駅のあるところ、 左の羽のあたりが、地下鉄Gambetta駅あたりです。 このGambetta地区は、縦1km、横1.5km程度のところで年間10~13件の発生があり、 パリでももっとも性犯罪の多い地区の一つになっています。 (性犯罪は、レイプが全体の60%、その他性的攻撃など、被害者の88%が女性となっている。) この調査によると、 被害者が公共交通機関から125m程度歩いた地点の発生頻度が多く、 犯人の家から1.8km以内の地点でほとんどの犯行が行われていると記されています。 (犯人は、遠くまで行って犯行に及ぶわけではないようで、このあたりに住んでいるということのようだ。) 性犯罪があるということは、物盗り等も似たような傾向にあるだろうと推定されます。 (ひったくり等は、人がいても、ひったくって、逃げます。10秒もあれば、犯行可能。) それと、夜8時を過ぎると、周辺部の住宅地は、日没前で明るくても、人通りは極端に少なくなるので、 明るいから安心というわけではないです。 いずれにしても、気をつけてください。