どういうことかというと

連合王国では「身分証明書」という概念があるというか、ないというか。
その意味では日本と同じです。

(存在しないもの)だから、英国では、自国民を含めて(これが重要)、「身分証明書」携行義務はありません。

平等です。

但し、最近フランスのような制度を導入することの是非が議論されていた記憶があります。

一方、フランスでは、「身分証明書」という概念があり、お金を払って入手します。
ただ、パスポートも「身分証明書」の一種とされており、高い手数料を払ってパスポートにするか、安い手数料で通常の「身分証明書」にするか、選択権を自国民は有しています。

で、フランスでは、自国民を含めて(これが重要)、滞在する人全てが「身分証明書」を携行する義務があります。

平等です。

翻って日本では、自国民は「身分証明書」携行義務がない一方、外国人には「外国人登録証」の携行を義務付けています。

不平等です。

  • いいね! 0
  • コメント 1件

1件のコメント

  • パスポート

    >翻って日本では、自国民は「身分証明書」携行義務がない一方、外国人には「外国人登録証」の携行を義務付けています。
    不平等です。

    日本国では、日本人で有ろうとと無かろうと、アパートを借りる時、口座を開く時、契約をする時等、あらゆる場所で身分を証明しなければ生きていけません。
    その為に日本人は『免許証』『学生証』『保険証』等を携帯しています。
    それらが無い場合は、『住民票』『戸籍謄本』等で身分を証明しなければなりません。
    身分を証明する事、それは文明国にとって必要な事です。

    外国人の場合、彼らを唯一証明出来るものが『パスポート』です。
    携帯を義務化するのが『不平等』だと仰っていますが、日本人と違い『パスポート以外に身分を証明出来ない』外国人が携帯するのは当然だと思います。

    外国人が『パスポート』を携帯しなければならない最も大きな理由は、国家間に異なる法律が存在するからだと思います。
    外国人が日本国で行った犯罪は日本の法律が適応されますが、『軽犯罪』の場合、強制送還され自国の法律に委ねる場合が多いそうです。
    そして同時に、その国に報告する義務も生じる訳です。然しながら、犯罪者がどこの国の何者かが分からない場合それが出来ません。

    又、前科を持つ外国人の渡航を食い止めなければなりません。
    当然ですが、日本国はこの国の治安を守る義務があるのですから。

    • いいね! 0
    • コメント 1件

    身分を証明することだけが目的の書類

    が、日本にありますか?

    フランスにはあります。

    それがないのに、外国人登録証という外国人だけに身分証明を義務付けているのが日本です。

    例えば、外国免許の日本免許への書き換えが可能ですが、免許証が身分証明書なら、外国人でも身分証明書を携行していればよい訳です。住民票も取得できます。国民健康保険にも加入できるので、保険証も取得できます。学生であれば学生証もありますし。戸籍謄本は無理でしょうけど。

    パスポートが「唯一」と仰ることの論拠が不明です。

    フランスなどでの身分証明書携行義務は、自国民を含めて、当該人が同地に存在するのに有効な法的基盤を有しているかということを証明するためです。

    >又、前科を持つ外国人の渡航を食い止めなければなりません。
    >当然ですが、日本国はこの国の治安を守る義務があるのですから。

    論旨がずれていると思いますが、前科のある自国民はどうするのですか。