中国銀行口座開設

チュンさん、こんにちは。

 本店だと、JR岡山駅から天満屋バスセンター行きのバスに乗って、バスセンターから県庁通りを東の方に数分歩くとたどりつきます。日銀岡山支店の隣です。東京支店は日本橋のマンダリン・オリエンタルの向い、あたりにありますね。・・・・というのは、冗談です。

 いくつかの銀行の中から、中国銀行にするのは何か理由があるのですね。例えば中国最大の工商銀行や民間最大手の招南銀行、上海だと、やはり地銀最大手で外国人にもやさしいHSBC系列の上海銀行等ありますが・・・。便利さで言うと、工商銀行や招南銀行の方がいい。と言われますけど・・・ちなみに私も中国銀行に口座を持っていますが、それは私の世代にとって「中国の銀行は中国銀行」しかなく、さらに清朝の中央銀行として上海で発足したのに、国民党の中央銀行になって、上海事変以来、日本軍に追われて逃げ回り、さらに国共内戦では台湾に渡り切れずに共産党が没収、罰として一般銀行に格下げ。というドラマにあこがれたからです。

 といううんちくはともかく、外人慣れしているのは、上海で言うと、浦東のバンチャビル(中銀大厦)にある上海市分行、浦東のどこか忘れましたが、浦東分行あたりが無難です。わたしは改装工事前のバンドの上海市分行で作りましたが、ここはほぼそのままバンチャビルに移っています。

 入ると番号札を取ります。中国語の合成音で呼ばれますが、番号も表示されますので迷いません。先に「開戸申請」(ちなみに中国語会話はできなくてもいいですが、中国語で「普通預金」「暗証番号」「口座」等の単語を何と言うかは調べておいた方が無難です。係員が英語をしゃべれても、英語の書類がないため「デポジット」と言われたら、「存款」のことだ。という翻訳は必要です。) に適宜記入して、パスポートを持って「おーぷん、あかうんと」くらい言えば後は筆談等(?)で進みます。

 中国銀行の場合、「本・外幣活期一本通」という「マルチマネー普通預金口座」を作ってくれるはずです。HSBCのマルチマネー口座と同じように考えればいいです。(活期は普通預金)この口座に結びつくキャッシュカードは中国元のみおろせる形になります。

 私の頃はキャッシュカードの発行に三営業日必要だったので、しばらく滞在しました。工商銀行は即日発行と言われましたが・・・・今は中国銀行も即日なんですかね。ここは最近作った方にお任せしますが・・・「TAKASHIMA TAIRA」と名前が入った(中国には日本人の名前をローマ字表記するときに「名・姓」と書く習慣がない。)銀聯マーク入りのカードです。このカードは試しに新宿の紀伊国屋とビックカメラで使ったことがありますが、ばっちし使えます。六桁の暗証番号と署名・・・というのは、中国内での使い方と同じです。中国元がもったいないので一回ずつしか使っていませんが。

 なお、中国の法律上、非居住者(住所は日本の住所でOK)は源泉徴収されないのですが、その申請ルールを知ってる人をみたことがなく、私は利息に20%課税されています。もっとも中国政府は相当な税金を不良債権処理のため中国銀行につぎ込んでいるので、まあ、しょうがないか。というところですが。

 また、日本から上記口座に外貨で送金して「元転」すると、「外貨由来の元」ということで、制限がつくという話を聞いたことがあります。私はもっぱら中国内で両替して預けるのでやったことはないですが・・・・もちろん、上記口座に円をそのまま預けることも可能です。

 と、いろいろと書きましたが、中国、香港の口座開設ルールはしょっちゅう変わるので、直近の体験談を探す(それでもあてにならないですけどね。・・・)か、日にちに少し余裕を持って滞在するか・・・した方がいいです。インターネットバンキングもその場で申し込まないと、また行かなければならなくなる(当時はそうでした)ので、詳しく聞いてみてください。良いご旅行を。

  • いいね! 0
  • コメント 0件

0件のコメント