05/10/08 07:28

今は状況が違います

仰せの通り、10年前はそうでした。
20世紀の終わり頃まではそうでした。
バブル崩壊後も、フェラガモを購入する若い女性とおばさまがたには
購買意欲と購買力がありました。店のなかは日本人女性で溢れ、店の
外では、暇そうな旦那や彼氏がタバコをふかすという姿がありました。
店員もなかなか捕まらず、しかも相手は大阪弁でまくし立てる強者。
接客にも時間が掛かりました。日本の旅行シーズンなんかは、サイズの
合う物が一掃されていて、残り物しかないという状態でしした。

しかし今や様変わりしています。
少なくともローマの店は閑古鳥でした。
他のブランド(フェラガモは超高級ではないですが)品店も同様で、東
洋系は中国人、白人はロシア人にとってかわられています。日本人も
まだ多いことは確かなのですが、数年後には中国人だけになっている
でしょうね。

フェラガモ(済みません、自分で履いているわけではなくあくまで妻
がいつも言っていることなのですが)は、低価格(良心的な値段)で
良い物を出しているだけで、決して高級ブランドではない。とのこと
です。でも手作りであれだけの値段で売っているのは立派なことでし
ょう。現地では日本より断然安いことは確かですが、それほど名が知
られていないブランドならば、もっと良い物がさらに安く買えるので、
街をぶらぶらしているとショーウィンドーに張り付いて、先に進めな
くなるのは、いつものことです。イタリアはどんな田舎でも女性の心
を惹く靴屋があるので、買い物には不自由しません。慣れてくると価
格と質の見分け方がわかってきて、極端に安いのは合成皮革。「あっ、
いいな。でも少し高いかな。」というのが本物の革です。

歩いていて、気に入ったものが見つかったら店に入り、買う気ならば
サイズや色をいろいろ試してみてください。靴などは、サイズの数字、
大きい小さい、と色がイタリア語で言えれば良いので、私は通訳など
せず、ただ眺めているだけです。

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2件のコメント

  • センスがいい

    イタリアにはきっと日本にはないセンスがよくて
    かわいい靴がたくさんあるんでしょうね。
    確かイタリア人はくつにはうるさいとききました。
    実はイタリアなんですが、いけそうになくなりました。
    本当は行きたいんですが、一緒に行く人がいないので。
    イタリアのひとりたびはすごく危ないイメージがあります。
    うーん。
    少し残念。
    イタリアは靴だけじゃなくてスーパーマーケットも大好きだったんですよね。
    母と二人でいったんですが、フィレンツェのスーパーで買ったメロンは美味しくて感動しました。

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  • 随分変わったみたいですね♪

    そうなんですかあ~
    あくまで買物組に聞いた話だったんですが、当時ヒドイものだなあと思ったものです。

    フェラガモはデザインは良くないけど、足がラクだったので履き潰し用に買いました(そして怒られた・・・)
    ここしばらくはブルーノ・マリの履き心地が好きです。

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    ブルーノ マリ?

    ブルーノ マリってどこのブランドなんですか?
    イタリアですか?ニューヨークでしたか?