レポート
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シュタイナウ

公開日 : 2010年07月05日
最終更新 :

5月にこの欄で、ドイツ・シュタイナウのマリオネット劇場の予約に際して、質問させてもらいましたが、6月3日に観劇することが出来ました。 
人形劇の出し物は「ヘンデルとグレーテル」で、ドイツ語の解らない私にも楽しめました。
アドバイスを戴いた皆さん、ありがとうございました。

ところでシュタイナウでは、或る体験をしました。
この日は、マリオネット劇場の隣にある、カフェ・レストランのツイマー(宿泊)に、泊まる事にしました。
古い建物で、木の梁の有るなかなか良い部屋で、設備も整っていました。
ここでお茶したり食事したりしていると、店主の太ったオヤジが「日本人か?、シーボルトを知っているか?」と、問いかけて来ました。

もちろん、シーボルトも、アジサイがヨーロッパに持ち込まれ、妻の「おたきさん」の名前から、アジサイがオタクサと呼ばれることも、知っていると話しました。
すると、シーボルトの末裔が近くの城に住んでいるので、興味があったら案内するよ!と言われ、
翌朝、案内してもらいました。

この城は、シュタイナウから車で15分ほどの丘の上にあり、個人博物館のようにシーボルトの資料や日本から持ち帰った品々が色々と展示してありました。
城の中は住居で見学することは出来ませんでしたが、納屋に馬やロバなどもいて、タイムスリップしたような気持ちでした。
そして城から見下ろす田園の美しさも、領主はいつもこんな風景を見て暮らしているんだ!、と印象的でした。

いつも僕等は、旅行中は危険を避けるために、いろいろな持ち掛けに、用心深く対応していますが、
今回の持掛けは、単に店のオヤジの好意に寄るものでした。
たまたまこのツイマーに泊った事が、嬉しい体験をさせてもらうことになり、旅行の良い記念になりました。

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1件のコメント

  • シーボルト

    kiya様 今晩は!
    いつもお世話になっております。

    シュタイナウではステキな体験をなさいましたね。
    シーボルトの末裔の方のお屋敷(お城ですか?)に連れて行っていただいたとは…。
    やはりkiya様のお人柄をホテルの店主がちゃんと見抜いていたのですね。

    実は私も同じ頃、シュタイナウの近くのシュヴァルムシュタットに行き、ザラートキルメス祭(別名あかずきんちゃん祭)に行ってまいりました。6月6日でしたからいくらも違いませんね。。

    今日はこの祭りの話ではなく、シーボルトの話に釣られて出てまいりました。
    旅も終わりにさしかかる頃、6月21日ですが、ヴュルツブルクのヴュルガーシュピタールに参りました。ドイツに行ったら、毎回ここから日本にフランケンワインを発送してもらっています。
    ちょうどその時、中庭でワイン祭りをやっていて、ワイン好きの私達夫婦は早速その中の1つのテントにもぐりこみました。

    そしたら、後ろの席で、シーボルト、ヤーパンって声が聞こえるのです。耳を澄まして聞きましたら、ヴュルツブルク出身のシーボルトがヤーパンで活躍した話をしているようでした。

    もう少しドイツ語がしゃべれたら、「私達もシーボルトを知っています!」って話の仲間に加わったのに…、と残念でした。

    それだけのことなのですが、kiya様のレポートで忘れていたことを思い出しました。
    旅に出て、思わぬところで日本の話題が出ると嬉しいですね。

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    10/07/06 06:49

    Re: シーボルト

    そうでしたか、シュヴァルムシュタットに行っていたのですね。
    実は私も、赤ずきんちゃんの故郷ということで、シュヴァルムシュタットにも興味が有って行きたかったのですが、遠回りになるので、諦めたのです。
    そしてこの6月3日は、たまたま降臨祭か何かの日だったのでしょうか、ハーナウでも大きな祭事をやっていて、木曜日なのに商店は全て休みで、買いたいものも買えずに困りました。

    ところで、このところ中国人のヨーロッパツアーが多くなったので、見ても区別が付きにくいし、アジア人というひとくくりにされる事が、多くなりそうです。 まだまだ、「コンニチワ」と呼びかけられることの方が多いのですが、先日はシャフハウゼンの駅で、若者のグループに「ニーハオ」と言われました。「ノー、ジャパニーズ、コンニチワ」と言っておきました。

    帰りがけのフランクフルト空港のタックスリファンドカウンターでは、中国人の大行列が出来ていました。 たぶん一昔前には、この大行列は日本人だったのだろうと、そんな思いでした。
    そんなひとくくりにされないためにも、キリッとした日本を強調したいなーと、思います。(笑)