タイの空港で

体験談です。

５月２０日のことです。
バンコクでは、５月１９日にデモ隊の強制排除が始まり、暴動に発展しました。
私は、「もう、これ以上、耐えられない！」と思って、２０日に、簡単な荷物を持ち、エアポート行きのバンに乗り、空港に行きました。
出発階にある電光掲示板を見て、次にヤンゴンに行く飛行機を探し（いつか行ってみたいと思っていました）、その航空会社のオフィスに行き、「この飛行機のチケット、買える？」と聞いて、購入しまいた。
（ミャンマーは、帰りの航空券が必要でした。ビザは、ヤンゴンの空港で、買えます）
空きがあれば、買えるみたいです。
ビザ等もクリアしないといけませんが。

席さえあれば必ず乗れます

逆に席がなければ乗れません。

チェンマイの空港でのこと。
いかにも成金というか、バブル紳士とおぼしき（と言ってもバブルを知らない
学生さんにはわからないかな？）タイ人の綺麗な秘書さんと部下を引き連れた
日本人。席がなくて、部下だけが弾かれた。かなり強い口調で席を要求して
いましたが、ないものはない。金でも買えないものがあるのです。

ただし、ノーマル料金を払う覚悟があればの話。

当日に格安の料金が残っていることは希でしょう。

これも信じられないでしょうが、バブル時代はタクシーに乗るために、
一万円の札束を振って車を止めていたのです。これと同じように、
ないはずの席が、札束の力で出てくることはないとも言い切れない。

学生さんならば（学生にもエアラインの上級会員が居るので、そうとも
限りませんが）、やはり日本で事前に安い航空券を確保するか、現地で
時間だけはある（今からそれでは決して良いことではないのですが）
のなら、安い（納得できる）航空券を求めてさまようことも可能です。