Re: フルカ山岳蒸気鉄道＆周辺のホテル

元祖氷河急行のフルカ線は今では氷河沿いには殆んど走っていません。　

ローヌ氷河が旧グレッチ駅まで伸びていたのは昔の話で今ではかろうじてベルベデーレのところまでがやっとです。　勿論車窓から氷河は殆んど有りませんが荒々しい川はすぐとなりに見えますが・・・。

以前はローヌ氷河に注ぎ込む支流？の氷河を線路が越えていてそれが一週間単位で氷河の移動で動くので尽力で修正していた・・のだとか。そこも今ではなんでもない砂利側の鉄橋です。

この蒸気機関車に乗る・・・のが一つ。もう一つは歩いてこの蒸気機関車の走っているのを眺めるかです。

私なら　レアルプから蒸気機関車に乗って、終点のグレッチから　ビワルドへバスで出てツエルマットへ向かいます。　このルートは矢張り振るか鉄道の旧線路の復元未完成部分です。荒々しい氷河の後退原野の風景がそれなりの感銘を伝えてくれます。　

フルカ鉄道はやはりレアルプからの午前中の陽の光の中で乗りたい（私はです）ので　アンデルマット泊まりが良いのではないでしょうか。　大昔からの由緒ある宿場町の雰囲気十分ですし、少し歩けば夕方の悪魔の橋見物も出来ます。

ツエルマットのクラインマッターホルンのロープウエイから見下ろす氷河の崩壊現場・・、ゴルナグラードからのモンテローザ氷河・・。　　あえてローヌ氷河の源流のぞきにこだわらなくてもと申上げておきます。