「事前の Q and A 」 より大切な 「臨機応変さ」 ストは、その性質上、不確定なのです。(mamoruさんもいつもそう書かれています) ところが、情報に触れると、ますます不安は増してきます。一昨年の秋、1ヶ月以上にわたってストの質問をしまくったご婦人がいました。不安が極致に達し、最後には旅行自体をキャンセルしました。(たくさんの回答は、水泡に帰しました) この方は、もし掲示板で質問しなかったら、(それなりに)旅行を楽しめたのに、と悔やまれます。 私は、4から5回、国鉄ストに遭遇しています。ストだと知ったのは、すべて駅に行ってからです。 イタリアからフランスに戻るときは、1回に両国の国鉄のストにやられました。間引き運転ですから、「運が悪かった」ということもあります。(文末参照) なお、過去のニュースで見る限り、鉄道ストの時のパリ外周道路の渋滞は相当ひどいようです。 なお、パリ空港公団という組織があって、そいつがストをしても、影響があります。 というわけで、心配すればきりがありません。ケセラセラ、サデポンと、気楽に行きましょう。 私の 実録スト体験記はこちら。 http://www.nanfutsu.com/files/b_t05.htm
昔はフランスは「山猫スト」がよくあったので、突然「ストで動いてません」ということがよくありました。 ヨーロッパを鉄道で移動していると、よくストライキに出会います。 また理由もわからないまま、列車から降ろされて、バスに乗せられることもよくあります。 パリからシャルトルへ行った時。 http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/europe/chartres.htm アレキサンドロポリスからテッサロニキへ行った時。 http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/europe/greek_train.htm どちらも、途中で列車を降ろされて、バスに乗り換えて、移動しました。 ワケがわからないまま、他の人についていくと、なんとなかなりました。 いまでも惜しいと思うのが、チューリッヒから南仏へ行って、 フランスとスペインにあるアンドラへ行くつもりで、 駅へ翌日の切符を買いに行ったら、 「ストで動いてません」 と言われたときでしたかね。 昔は抜き打ちの山猫ストがよくあったので、突然動かなくなったりしました(涙)。 でもストの情報があるというのも、心配しなければなりませんから、面倒ですね。 みどりのくつした
「心配しなければなりませんから、面倒ですね」とは、面白い表現! そのとおりなのです。19日にCDGから成田に帰る日本人の全員が自分のケースに関して心配しまくって、質問しまくったらどうなるでしょうか。99%の人は、そんなこと知らずに、気楽に(事前ストレスフリーに)旅行しています。 この掲示板で 「そのホテルへ道は急坂だ、と聞いたのですが車で上れますか」 という質問がありました。今時、車が上れない坂道はありえません。中途半端な情報はむしろ有害です。そんなことより、ニースのバスターミナルで尿意を催したときのことがよほど深刻です。 >駅へ翌日の切符を買いに行ったら、「ストで動いてません」と言われたときでしたかね。 良心的ですね。 ストの夜、モンテカルロ駅で日本人青年に出会いました。彼は、フランス語が分からないので、なぜ電光掲示板に次の列車が明朝の発車になっているのか、理解不能の状態でした。 彼は、ニースに荷物を置いて、国鉄の往復切符を買ってモナコの夕べを楽しんだようでした。彼が憤慨するのは「往復切符を買ったのに、帰りにストがあるとは言われなかった」ということでした。 結局、私も、ニースの宿に帰る必要があったので、一緒にタクシーで移動しました。