リヨンそのものを堪能してください

リヨンペラーシュ駅からV・ユーゴー通りを行きながら、途中、11世紀のサントエネー教会を訪ね、織物美術館(日本と深い関係があります)を経て、ベルクール広場まで歩き、その脇のレストラン街で一息。ソーヌ川を渡って(曜日によってはプロのキュイジニエも買いにくる川沿いのマルシェを一回り)世界遺産ヴィユー・リヨンへ。

ヴィユー・リヨンではサン・ジャン教会(ファサードの聖人の頭がことごとく切り取られていることに注目)、トゥール・ローズなど見ながら、抜け道トラブールを巡り歩く。戦後初めてナチの戦犯クラウス・バルビーが裁かれた裁判所もチェックしてください。

途中階段を上って、フルビエールの丘のバジリカ聖堂へ(金のモザイクがすばらしい)。街を見下ろすテラスのカフェレストランで一息。紀元前15年のローマ劇場を訪ねてから、その裏には吊り橋のある散歩道にいってもよし、サン・ジュスト地区の古い建物を見て歩くのもよし。

地下鉄に乗ってカルイールまで行き、レジスタンスのフランス最高司令官ジャン・ムーランの像を訪問。この人、大変渋いひとです。仲間の裏切りによって捕まり拷問のあげく殺されたのですが、一言も漏らしませんでした。それに関連して、当時の様子を再現したレジスタンス博物館にも足を運んでください(こちらはたしか7区?)

高台クロワ・リュースから街を眺め、機織工カニュたちが住んでいた坂道を下りて、ローマ時代の競技場あとを経て、リヨンオペラを見ながら市役所前のテロー広場へ(フランス革命のときにはここにギロチンが設置されました)。美術に興味がなくても、リヨン美術館に入り、カフェテラスで一息。印刷美術館もお忘れなく。ピュブリック広場近くを散策、ショッピング。

テット・ド・リヨンドール(金の獅子)公園をお散歩。動物が好きなら動物園へ。素晴らしい公園です。

8区にシネマファンの集まるリュミエール美術館があります。

ソーヌ川沿いにバスに乗って行くと、モンドール手前に小さな島があり、吊り橋を通っていけます。

などなど、見所を逃さずに!

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1件のコメント

  • これをプリントして持参します。

    これは大変わかりやすくて為になるアドバイスありがとうございます。実はリヨンは食べるだけで近郊の町へDay Trip しようかと思っていたのですが、ご回答の旅程が大変魅力的でございますので是非1日はリヨンの観光をいれたいと思います。自分の観光しているところのバックグランドが少しでもわかっていると、もっと楽しめますね。ありがとうございました。

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