レポート

スイスの乗り物の時刻検索サイト

公開日 : 2010年05月02日
最終更新 :

ひょっとしてご存じない方がいるかと思い、書き込みます。
必要ならブックマークへ。

http://www.fahrplanfelder.ch/
駅名を入れると、その駅を通るすべての路線が
表示され、希望の路線の時刻表が pdf で出る。

http://www.sbb.ch/en/index.htm
発駅、着駅、経由駅、日にちを入れると接続が出る。
隣国への接続も大丈夫。

私は、各国の鉄道時刻を検索した経験がありますが、
スイスがベストです。

■ ロープウエイ、バスを含め、すべてに通しの路線番号
がついて一律管理されている。

■ 国鉄、私鉄を問わない。

■ 見やすい、トマスクック調の 時刻表(テーブル)
が pdf で出る。


そこで疑問。どうして隣国のフランスがあれほどヘボイの
か。 なぜ、スイスを見習わないのか。

そして、わがJRは何をしているのか。 私の住んでいる県の
JR支社は、pdf を提供しないばかりか、冊子を作って110円で
売りつけています。自社製品のカタログを有償で客に売る
会社なんてあるでしょうか。

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1件のコメント

  • たぶん・・・

    疑問はごもっともですが、永年のおなじみでこんな風に考えております。

    この国スイスは連邦国家・・つまり州=国でお互いの主権を出来るだけ守ろうとしている中で鉄道はその基幹インフラとして存在していること。地形に準じて複雑多岐な路線が今でこそ合併買収などで数もずいぶん減りましたが、いえ減りつつありますが、しっかり存在している中でひとつの国として機能しようとしている・・その努力の現れが SBBのネットに現れていると考えています。

    いまだに鉄道省=運輸省の親方日の丸が抜けきれないどこかのお国の鉄道マンには到底理解できない考え方なんだと思います。 私鉄、それも弱小であればあるほど最寄のJR(いまだに国鉄?のつもりでいるんでしょうが)の駅構内に乗り換え案内が見当たらないなんてザラななかで案内行き届いた利用者本位のネットワークは及ぶべくもない・・と。

    この国はもしかすると根底にはいまだに「あまつひつぎののしろしめす国」と思っているんではと・・・。

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    私の解釈

    スイスの弱点
     平地が少ない、高冷である、資源が少ない

    スイスの強み
     風光明媚なアルプスがある

    決断: 国として、独自の行き方をとる。(アイデンティティー)

     =>> 銀行や国際機関の本部を置く
     =>> 観光産業


    観光に関しては
     国中に登山鉄道を張り巡らせる。 集客により
     その初期投資を可能な限り回収し、利益につなげる。 

    そのために、国鉄、私鉄をとわず、一致して旅行者に
    便利なシステムを作る。 また、私鉄、国鉄に共通に
    有効な割引パスを作る。

    こういうことが実現した背景には、多くの国民が受益者
    になれるということと、国が手頃な大きさ(小ささ)である
    こともプラスしていると思うが。