ポーランド機の事故、亡くなった方々にはお悔やみ申し上げます。
どうやら、操縦ミス・・・みたいなことが伝えられていますが、不思議に思ったのは、なぜ、大統領が乗る飛行機がツボレフ154だったんだろう。ということ。
ポーランドはEU加盟国なんだし、ボーイングやエアバスが買えない。ことはないはず。と思っていたら、例えば、Wikiを見る限りではLOTポーランド航空でさえ、ツボレフは既に保有していないようで、主力はボーイングの機材。
かの国の総書記は鉄道を使って、航空機には乗らない。その理由は「飛行機嫌いらしい。」ということになっているけど、最大の理由は、かの国はソ連製の機材しか持ってないから、ということではないんですかね。これは「リスク」ですよね。
私の唯一のツボレフ154経験は、やはり、北京からかの国の首都に行くために乗ったのですけど、前にも書きましたが、中国軍のバレーボールチームがいっしょだったので、それでなくても狭い機体に大男大女が一杯乗って、ボールを平気に機内に持ち込むのでボールだらけ。その上、将軍様が亡くなった直後で「(献花用の)花が足りない」ということで、献花目的であれば植木鉢の土に植えたままの花を持ち込んでいい。という、検疫も安全もない(恐らくいざという時は機内はポールが散乱し、なかなか逃げられない。というテレビのお笑い番組みたいな状態になったはず。)めちゃくちゃなオペレーションが気になって、飛行機自体が危ない。ということまで、あまり考えず。・・・ただ、パイロットは軍で鍛えられた軍人上がりなので、まあ何とかするだろう。と思ってはいましたけど。
さらに今回気になったのは死者97人・・・150人乗りくらいの飛行機なので、「専用機仕様」にして30人しか乗れません。というなら分かるけど、この人数だと、ほとんど普通の座席が占めていたというか・・・大統領夫妻以外に、閣僚も乗っていたので、彼らは一体どんな「席」に座っていたのだろう?
日本の政府専用機も記者を同行させることがありますが、あれって「ビジネスクラス」くらいの仕様なんですかね?マスコミもあまり「自分たちの待遇」については報道しないし。・・・
国家のリスク管理として、どんなものだろう?思ったのと、実はもう一回くらいツボレフに乗りたい。と思っていましたが、やはり、それはやめた方がいいですね。