パリで、25才の男が、パリ、リヨン駅のRER-Aホームで、
52才の無関係の男性の背中を、足蹴にしてホームに突き落とし、
被害者は入ってきた先頭車両に全身を打たれて死亡した。
加害者は、精神的に障害を起こしていたと報道されている。
http://www.rtl.fr/fiche/5937685844/un-homme-meurt-pousse-contre-un-rer-a-paris.html
le Parisien 紙によると、
今年に入って、精神に障害ある人による同類死亡事件はパリで2件目だそうです。
今年1月の事件では Bibliothèque François Mitterrand 駅(地下鉄14号線、パリ南東部)で、
精神に障害を来した人が、ホームから転落するように突然他人の腰に突進して抱きついて押し、
二人ともホームから転落して、入ってきた電車にひかれて死亡した、ということです。
また、3月には、若い女性がホームに突き落とされ、
すんでの所で電車にひかれる前に線路から逃れた事件が8区で起こっている。
(いずれも、被害者は旅行者ではないけれど)
昨年も、精神障害者による同類事件がパリで起こっているそうです。
パリが日本より多いのかどうか分かりませんが、ホームの端に立っていない方が良さそうですね。
精神に障害のある人が治療したとして、病院を出るけれど、突然再発することもあるようだし、
どこの国も、あまり長期に病院に入れておくわけにも行かない事情もあるだろう。
いずれにしても、このような事件に巻き込まれたくないですね。
(日本でも同程度の確率で発生しているのかも知れません。)