簡単でもいいので南京錠を スーツケースに取り付けることのできるナンバー式の南京錠を一つ買うことをおすすめします。 チャックの穴に差し込んで使うだけです。 その距離を走る列車ならば、スーツケースなど大きな荷物を置くスペースがドア付近にあります。 混み合っていると場所が取れず苦労するので、早めに乗り込み自分の座席に最も近い荷物置き場を確保してください。 それから、ユーロスターなどではスーツケースを狙った泥棒がたまにいます。 私自身は危険を感じたことは一度もありませんが、念のため上記の南京錠と合わせて使うことのできるワイヤー(旅行用品を扱う店には置いてあります。ワイヤーの端が南京錠にひっかけられるように輪になっているものです)を使って、荷物置き場のバーなどに固定した方が安心でしょう。 いざとなれば泥棒はワイヤーを切断もできるでしょうが、向こうもドアが閉まるまでの時間勝負なのでこれである程度防げます。(ドアが閉まる寸前にスーツケースを外に運び出すという手口のため) 最善を尽くすなら、ドアが閉まるまで荷物のそばに居て目を離さないことです。 ホテルはホテルによります。 南京錠をかけておく程度のことはたいした手間でもないので、目を離す時には鍵を付けることを習慣付けたらいかがでしょうか。 なににせよ、「安全に気を配っている」旅行者に見られるよう行動していれば、ほとんどの危険は回避できます。