寝台の旅

またひとつ消えてしまいました。昔、スキーで赤倉に行った際しか日本の寝台列車に乗ったことがない私がいうのも僭越ですが、どんどん日本の文化が失われていくようで寂しいです。

残されるのは豪華列車だけになってしまうのでしょうか。

他のアジアの国、タイ・ベトナム・マレーシア(シンガポール)・インド・中国では寝台に乗ります。飛行機で行けば楽だし、最近はLCCもありコストも悪くないのですが、ローカルな列車の車内と車窓には他に変えれない旅情があると思います。朝に目覚めて珈琲や紅茶を飲みながら眺める車窓の景色は感動です。

文明は文化を駆逐する。経営効率を重視したら寝台列車ではないのでしょうが、もっと手頃に寝台が利用できたらいいと思います。日本人の急ぐ旅、効率重視とは対極なスロートラベルにJRが航空機に対抗するコンテンツだと思うのですが。

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1件のコメント

  • 09/02/24 08:42

    Re: 寝台の旅

    日本は国が狭いので寝台車がなくなるのは仕方がないですが、アメリカ、カナダ、オーストラリア、シベリアの横断鉄道は食堂車、展望車、個室寝台車など旅行気分が満点でのんびり出来ます。

    12月に北斗星に乗りましたが横断鉄道の気分は全然違います。普段はせっかちな私ですが、乗ってしまえば飽きる事はありません。
    こればかりは引退後の特典です。

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    大陸横断

    シベリアは半端ではない長さですね。

    私はいちばん長いのはマドラス(チェンナイ)~カルカッタ(コルカタ)です。朝に出て翌日の午後に着いたように記憶しています。

    車両の乗り換えありでも、バンコク~シンガポールでバンコクを昼に出てて翌々日の朝ですから、やはりシベリアとは比べられませんね。