世の中に存在するものにはすべて意味がある---何のこと? K28さんのコメントにある”スーン”という町は実際の発音がどう聞こえるかは別にして町の名は”SKUN”です。プノンペンからだとSiem Reap方面とKonpong Cham方面の分岐点にある町でプノンペンから約50kmのところにあります。 プノンペン発シェムリアップ行きのバスにここで乗り継ぎができる時間帯ならワザワザ終点のプノンペンまで行かなくてもいいことになります。Stung Trengに泊まらずその先のKratieに泊まったほうがいいというのは、そのほうがこのSkunに早い時間帯に着いて乗り換えのバスをつかまえやすいからです。 さてこのSkunは町の感じからだけ言うなら特にどうってことない町なのですが、あるものがこの町をひじょうに有名にしています。 それは“A-Ping”という名のものです。 バスがここの町の粗末なバス発着所に寄ったときに若い女の子やおばさんが頭の上に載せたり手のひらに載せてバスめがけて大勢駆け寄ってくるのですぐわかります。バスの中で眠ったり寝ぼけている人にはわかりません。 ということでそのあるものが何なのかわかっている人ならバスがいまどこに着いたかそれを見てすぐわかりますからStung TrengやKRatie方面からのバスに乗ってきた人はここでうまくバスの乗り継ぎができればPPまで行かなくてもSiem Reap行きのバスに乗り換えられるというわけです。 そのあるものをいよいよ紹介しますが実物を見なくても写真を見ただけで一発で頭に残るでしょう。実際に自分で試してみたらなおさらです。 ではとくとご覧あれ!ただし偏見は禁物です。世の中に存在するものにはすべてそのいわれや意味があるのですから。 http://www.flickr.com/search/?q=fried%20tarantulas&w=all&s=int
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こ、これは・・・ 自分は寝ぼけていたせいか、気づきませんでした(笑) 事前に知っていればもっと注意していたと思いますが・・・ SKUN(ものぐさのためスペル調べませんでした・・・。発音的には「スーン」と言っているように聞こえます。)の名物なのですね。 ただ、以前カンボジアからベトナムへ行ったとき、国境近くの船の発着場所でやはりこれと同じようなものを、売り子さんが頭の上に載せて販売しているのを目撃しました。 >Stung Trengに泊まらずその先のKratieに泊まったほうがいいというのは、そのほうがこのSkunに早い時間帯に着いて乗り換えのバスをつかまえやすいからです。 まったくそのとおりですね。 自分の乗り換え待ち時間は、わずか10分でした。 乗ってきたバスも、乗り換えた先のバスも同じ会社のバスで、チケットはシェムリアップまで一気に買えました。 なお、自分の調べた限りでは、クラティエ~プノンペン間のバスは、少なくとも2つのバス会社で運行があり、時間は朝7時半、次が9時だったと思います。しかし、シェムリアップに行くなら7:30発の1本だ、ということを聞いたので、うまく乗り継げるのは7:30発の1本かと思います。それ以外は、Skunでの待ち時間がどうなるかわかりませんし、Skunまでとりあえず行ってまたそこで探さなくてはなりません。 ラオスでラオス朝発シェムリアップ行きのバスを買うと、このSKUNを飛ばして乗客をプノンペンまで連れて行ってしまうのは、そのバスがSKUNに着く時間には、ここを通ってシェムリアップ方面へ向かうバスがもうないということを意味しています。 プノンペンまで行ってしまうと、プノンペンに夜着いて、しかも翌朝早く出なくてはならない。 ハッキリ言って、プノンペンを見ている時間などほとんどなくなり、プノンペンはただ寝るだけの場所になってしまう。 クラティエに泊まれば、クラティエはまだ充分明るいし、その気になれば河イルカを見にいくことだってできるし、マーケット散策をしたり、メコン河の夕陽を見ながらのんびり過ごすこともできます。 コンポンチャムも、もう少し遅い時間になりますが、息を抜いて町をブラブラするくらいの時間はたっぷりある。 でも、プノンペン泊にしてしまうと、プノンペンに着いて、夕食をとって寝て、起きるだけが精一杯になります。これでは、ちょっともったいない。 クラティエやコンポンチャムに泊まることによって、Skun~プノンペン間の、往復3時間くらいの移動時間を節約できるというわけです。